武蔵横手駅(むさしよこてえき)は、埼玉県日高市横手字山下にある、西武鉄道池袋線の駅。駅番号はSI29。
歴史
当駅は武蔵野鉄道の駅として開業した。戦後数年で一度廃止したが、西武秩父線の開業直前に信号場として再開設、その数ヶ月後に駅として再開業している。
年表
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームと駅舎の間は構内踏切により連絡している。
自動改札機は設置されていないが、PASMO・Suica利用者のための簡易改札機が設置されている。
トイレは改札外にあるが、多機能トイレは設置されていない。
駅西側の2番ホーム隣にはかつて1本側線があり、貨物列車の待避などに使用されていた。
のりば
(出典:西武鉄道:駅構内図)
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改札口(2022年7月)
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ホーム(2022年7月)
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構内踏切(2022年7月)
そらとみどりの家
- 当駅横の西武鉄道社有地に「そらとみどりの家」という小屋が設置されている。この小屋にはオスの「そら」とメスの「みどり」の2匹のヤギが住み、2009年8月から社有地の雑草を食べている。これにより、機械で雑草刈りを行うのと比較して年間176キログラムの二酸化炭素を削減する効果がある。
- 2011年2月2日には新たにオスの子ヤギが生まれ、一般公募によって名前を募集し、同年4月28日に「だいち」と命名された。
- 2012年5月24日にもメスの子ヤギが生まれ、「だいち」と同様に名前を公募し、同年10月25日に「はな」と名付けられた。
- 2014年3月25日に父ヤギの「そら」が5歳で死亡した。さらに、2016年に入ってから1月8日に「はな」が3歳で、7月5日に「だいち」が5歳でそれぞれ死亡、母ヤギの「みどり」も2021年9月に死亡した。
利用状況
- 西武鉄道 - 2023年度の1日平均の乗降人員は235人である[西武 1]。
- 西武鉄道全92駅中91位。池袋線区間内では当駅が最も乗降人員が少なく、西武鉄道全駅においても正丸駅に次いで少ない。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通りである。
駅周辺
当駅のすぐ前を国道299号が通る。2000年代中頃、駅前にロータリーが建設された。
かつては日高市コミュニティバスが運行されていたが、2007年3月30日限りで廃止された。
隣の駅
- 西武鉄道
- 池袋線
- 高麗駅 (SI28) - 武蔵横手駅 (SI29) - 東吾野駅 (SI30)
脚注
出典
- 西武鉄道の1日平均利用客数
- 西武鉄道の統計データ
- 埼玉県統計年鑑
関連項目
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外部リンク