武漢都市圏(ぶかんとしけん、中国語:武汉城市圏、英語:Wuhan Metropolitan Area)は、中国中部地方の最大都市である武漢市を中心とし、湖北省の黄石市、鄂州市、黄岡市、孝感市、咸寧市、仙桃市、潜江市、天門市など武漢周辺の8つの中小都市を包含する都市圏である。武漢「1+8」都市圏、大武漢都会圏とも呼ばれる。
武漢都市圏に属する都市の間では工業、交通、教育、金融、観光など分野において相互連携をしている。当該都市圏は湖北省の総面積の1/3弱を占めるものの、省の半分以上の人口が集中し、6割以上の省内総生産を占める。中国中部最大の都市圏でもある。
武漢都市圏の人口は3144.81万人(2016年末現在)であり[1]、2007年12月14日に同都市圏が国家発改委により「全国資源節約型と環境友好型社会(「両型社会」とも略称)建設総合整備改革試験区」に指定された[2]。
範囲
- 武漢都市圏は下記とおり、1の副省級都市、5の地級市、3の省直轄市で構成されている。
日本語表記
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中国語表記
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拼音
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面積 (K㎡)
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常住人口[3] (万人、2016年)
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域内総生産 (億人民元、2016年)
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政府所在地
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— 都市圏 —
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武漢都市圏
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武汉城市圏 |
Wǔhàn Chéngshìquān |
58,008.67 |
3,144.81 (重慶市に相当) |
20,147.78 (広州市に相当)
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武漢市武昌区 (湖北省政府所在地)
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— 副省級市 —
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武漢市
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武汉市 |
Wǔhàn Shì |
8,549.09 |
1,076.62 |
11,912.61
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江岸区
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— 地級市 —
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鄂州市
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鄂州市 |
Èzhōu Shì |
1,593.54 |
106.85 |
797.82 |
鄂城区
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黄岡市
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黄冈市 |
Huánggāng Shì |
17,446.63 |
632.10 |
1,726.17
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黄州区
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黄石市
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黄石市 |
Huángshí Shì |
4,582.85 |
246.55 |
1,305.55
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下陸区
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咸寧市
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咸宁市 |
Xiánníng Shì |
9,749.84 |
252.60 |
1,107.93
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咸安区
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孝感市
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孝感市 |
Xiàogǎn Shì |
8,922.72 |
490.43 |
1,576.69
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孝南区
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— 省直轄市 —
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天門市
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天门市 |
Tiānmén Shì |
2,622.00 |
128.66 |
471.27
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竟陵街道
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潜江市
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潜江市 |
Qiánjiāng Shì |
2,004.00 |
96.20 |
602.19
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園林街道
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仙桃市
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仙桃市 |
Xiāntáo Shì |
2,538.00 |
114.80 |
647.55
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沙嘴街道
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脚注