正覚寺 (刈谷市)
正覚寺(しょうかくじ)は、愛知県刈谷市寺横町にある真宗大谷派の寺院[1]。山号は大音山[1]。本尊は阿弥陀如来[1]。 地理刈谷城の東側に位置し、南西の高台には椎の木屋敷が、さらにその先の高台には刈谷市立亀城小学校がある。北側は刈谷城方面から延びる谷があり、谷を隔てて八幡町の市街地がある。 歴史もとは重原荘の市場にあり、その頃は天台宗の寺院だったが、寛正元年(1460年)に浄土真宗に改宗した[1]。慶長6年(1601年)には東本願寺の教如から親鸞と顕如の絵像を下付された[1]。 いつしか刈谷町に移り、その後刈谷藩主阿部家の菩提所である福泉坊(ふくせんぼう)が他所へ移ったことから、福泉坊があった現在地に正覚寺が移った[1]。なお、寺横町という地名の由来は、正覚寺ではなく福泉坊である[1]。 刈谷町をはじめとする4カ村の宗門改めは、毎年4月に正覚寺で行われていた[1]。寛政2年(1790年)には刈谷藩主土井利制の寄進により、山門から寺横町までの参道が開けた[1]。 1912年(明治45年)5月30日、正覚寺で三河鉄道株式会社の設立総会が開催された[2]。 境内
墓所
文化財無形民俗文化財
脚注参考文献
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