機物神社
機物神社(はたものじんじゃ)は、大阪府交野市倉治にある神社。七夕に関する伝説で知られる神社である。祭神の天棚機比売大神は織姫にあたる。 由緒この神社の創建年代等については不詳であるが、卜部兼倶が奉幣した記録があることから室町時代にはすでに格式ある神社として認識されていたと考えられる。 史料上の初見は延宝7年(1679年)の『河内鑑名所記』で、「はたほこ大明神」と記されている[1]。「はたほこ」は儀仗として用いる小旗を付けた矛、または矛を付けた旗竿のことを指す[1]。享保20年(1735年)の『五畿内志』には「機物神祠」とあり、実際には1月10日・2月10日・9月10日に行われていた祭礼について、7月7日に行うとされている[1][2]。機物神社と七夕については、近世中期以降に結び付けられるようになったと考えられる[1]。 境内
境内社
交通アクセス脚注参考文献
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