極楽寺 (岡崎市)
極楽寺(ごくらくじ)は、愛知県岡崎市中町にある曹洞宗の寺院。 概要永禄9年(1566年)6月、徳川家康は岡崎城中に新田白山社を建立。その新田白山社の別当慶安周賀が開山したものといわれている。天正3年(1575年)6月に周賀が現在の地に移転して創建した。本寺の開創については、周賀の姪で家康の乳母の局の尽力によるところが多いといわれ、局の文字を瓦に用い局寺とも呼ばれた。 天正14年(1586年)4月12日の家康朱印状で2石5斗2升の地と山が安堵された。そして寛永13年(1693年)11月9日付の徳川家光朱印状でこれが朱印高とされた。その後衰退したが、元禄2年(1689年)に龍海院の僧石泉孤円が再興し、龍海院末とされた。石泉の次の鉄舟宗海の代にそれまでの福応山を改号した。 1945年(昭和20年)7月20日の岡崎空襲により焼失。1985年(昭和60年)、鉄筋コンクリート構造の本堂等が再建された。 江戸中期の伝馬町の塩問屋で文人の国分伯機や[1]、宗徧流茶道の継承者の龍渓和尚[2]の墓がある。 札所
交通手段
脚注参考文献
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