植村泰一
植村 泰一(うえむら やすかず、1934年3月24日[1] - 2022年5月16日[2])は、日本のフルート奏者・指導者。元日本フルート協会副会長・東京音楽大学学長。 人物父は東宝の前身の一つP.C.L.映画製作所の創立者の一人植村泰二、伯父は第3代経済団体連合会会長を務めた植村甲午郎。祖父はオリエンタル写真工業会長などを務めた植村澄三郎。 来歴フルートを川崎優、ガストン・クリューネル、オーレル・ニコレに、作曲を清瀬保二に師事した。東京音楽大学にて学長及び理事長を務めた。門下生には著名なフルーティストも多い。また各種コンクールの審査員も務めた。 年譜
悪魔が来りて笛を吹く横溝正史のミステリ小説『悪魔が来りて笛を吹く』にフルート曲が登場するのは、横溝が隣家の植村の練習を聴いて着想したものである[3]。その後、この作品が1979年に映画化された際、テーマ曲「黄金のフルート」を吹いたのもまた植村だった。 著書単著訳書
出演
脚注
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