森栄次
森 栄次(もり えいじ、1959年6月19日 - )は、日本の元サッカー選手、サッカー指導者である。日本サッカー協会公認A級ライセンス所持。 人物神奈川県出身。1979年に読売サッカークラブに入団。現役時代は主にディフェンダーでプレーし、ハードタックルを得意としていた[1]。 現在の日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が創設される直前の1989年まで現役でプレーした後に現役を引退し、指導者に転身。指導者に転身後は読売サッカークラブでユースチームのコーチに就任した後に、1997年に女子チームの読売西友ベレーザ監督に就任し、澤穂希らを中心にしたチームでリーグ戦前期を制覇し、日本女子サッカーリーグ監督賞を受賞した[2]。 1999年にはヴィッセル神戸に移り、監督の川勝良一の下でコーチを務める[3]。 2005年から2009年までは尚美学園大学サッカー部にて監督・総監督を務めた[4]。 2010年に古巣の東京ヴェルディに復帰し、トップチームのコーチ及びジュニアユース監督を務める。 2015年には日テレ・ベレーザ監督に就任[5]。長谷川唯、田中美南ら若い選手が多いチームを指導し、リーグ戦3連覇に導いた。 2019年からは浦和レッドダイヤモンズ・レディースの監督に就任[6]。浦和でも手腕を発揮し、就任初年度にリーグと皇后杯で2位、2年目でリーグ戦優勝に導いた。 2021年は、浦和は同年発足するWEリーグへの参入が承認されたが、WEリーグでは、監督として指揮を執るための要件として、日本サッカー協会が定める規定でS級ライセンスの資格を持つ者でなければならないとされ、森はA級ライセンスのみ保持していなかったため、WEリーグでは監督という立場では指揮を執ることができず、「(アカデミーも含めた)クラブ全体を強化してほしい」という浦和側の希望もあり、同チームの総監督に就任した[7]。 2022年5月16日、総監督を退任し、レッズレディース アカデミーダイレクター専任となることが発表された[8]。 指導歴
タイトル
脚注
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