桑山 正進(くわやま しょうしん、1938年9月8日 - )は、東洋学・考古学者、京都大学人文科学研究所名誉教授。
経歴
1938年、東京市(現港区)で生まれた[1]。1963年、京都大学文学部考古学科を卒業し、同大学大学院に進んだ。博士課程満期退学。
1986年、学位論文『カーピシー=ガンダーラ史研究』を京都大学に提出して文学博士号を取得[2]。京都大学人文科学研究所教授。1999年9月から2001年10月まで第20代所長を務めた[3]。2002年に京都大学を定年退官し、名誉教授となった[4]。
受賞
著作
- 著書
- 『カーピシー=ガンダーラ史研究』京都大学人文科学研究所 1990
- 『大唐西域記』(大乗仏典 中国・日本篇 第9巻) 玄奘撰, 桑山正進訳, 中央公論社 1987
- 『西域記 玄奘三蔵の旅』小学館 地球人ライブラリー 1995
- 共編著
- 『チャカラク・テペ 北部アフガニスタンにおける城塞遺跡の発掘 1964~1967』樋口隆康共著,水野清一編 京都大学 1970
- 『慧超 往五天竺国伝研究』稲葉穣共編 京都大学人文科学研究所 1992
- 『玄奘 人物中国の仏教』袴谷憲昭共著, 大蔵出版 1981
- 『石窟寺院の成立と変容』研究代表 2002
- 『大唐西域記』(西域行記索引叢刊 1) 高田時雄共編, 松香堂 1999
- 『大唐大慈恩寺三藏法師傳』(西域行記索引叢刊 2) 高田時雄共編, 松香堂 2000
- 『法顯傳・洛陽伽藍記・釋迦方志』(西域行記索引叢刊 3) 高田時雄共編, 松香堂 2001
- 論文
資料
- 「桑山正進教授著作目録」『東方学報』75, 2003年, 411-417頁. doi
脚注