栄町立北辺田小学校(さかえちょうりつ きたべたしょうがっこう)は、千葉県印旛郡栄町北辺田にあった公立小学校。
概要
栄町立北辺田小学校は、栄町の北東部に位置し北西側には利根川が流れ、水田地帯が広がる小高い丘の上に立地する学校である。古村の伝統を引き継ぎ、千年余り続く地域伝統芸能である獅子舞も、二つの地区に今なお残り伝承されている。長い伝統を誇る学校であり、児童は全体に心優しく明るく朗らかである[1]。生徒数減により、平成27年3月をもって安食台小学校へ統合される形で閉校した。平成26年8月放送の24時間テレビでは、閉校され使われなくなる北辺田小学校の校舎を用いたトリックアート制作模様が取り上げられた。また平成27年3月の閉校式では日本航空社員が指導のもと、児童たちが校舎屋上から紙ひこうきを一斉に飛ばす「折り紙ヒコーキ教室」が開かれた[2]。
沿革
- 1892年(明治25年)10月15日 - 蓮常寺を仮校舎として北辺田尋常小学校が開設。
- 1899年(明治32年)9月23日 - 現在の場所に校舎を新築する。
- 1900年(明治41年)4月1日 - 須賀小学校を合併し3学級となる。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 学校名を北辺田国民学校と改称する。
- 1947年(昭和22年)4月10日 - 安食町立北辺田小学校と改称する。
- 1952年(昭和27年)10月15日 - 創立60周年記念式典を催す。
- 1957年(昭和32年)8月9日 - 校旗及び校章制定。
- 1968年(昭和43年)10月15日 - 創立80周年記念事業により校歌制定、記念式典を催す。
- 1992年(平成4年)11月12日 - 創立100周年記念式典を催す。
- 2014年(平成26年)8月31日 - 生徒数減により、閉校され使われなくなる北辺田小学校の校舎を用いたトリックアート制作模様が取り上げられ、スタジオにも児童が出演した。
- 2015年(平成27年)3月31日 - 生徒数減により、安食台小学校へ統合され閉校。
学区
須賀、須賀新田、北辺田、矢口、興津及び麻生の区域[3]
進学
脚注
関連項目
外部リンク