林宏司
林 宏司(はやし こうじ、1965年[1] - )は、日本のテレビドラマの脚本家。京都市伏見区出身[1]。 経歴生家は伏見稲荷大社のそばにあり、祖父が築いた「京都の林木材」として地元では有名だという材木問屋で、父はその2代目[1]。3きょうだいの末っ子(第1子の姉、第2子の兄がいる)[1]。 NHKで放送された山田太一脚本のテレビドラマ『男たちの旅路』が脚本家を目指すきっかけになったという[1]。中学生の頃には中学卒業後は進学せず働きながら漫画原作者を目指そうと思ったが、たまたま出会ったある漫画家に「学校行かないと漫画かけないよ」といったことを言われ、漫画編集者も多くは有名大学を出ていることにも驚いて、進学することにしたという[1]。 滋賀県近江八幡市の高校を4年かけて卒業した[1]後、関西学院大学社会学部卒業[1]。大学卒業後は上京して大手出版社に入社、女性週刊誌の芸能部門に配属される[1]。会社勤務をしていた傍らでシナリオスクールの4週間講座を受講、ここで本人曰く「小学生の作文以来の快感」を得たということで、やっぱりこれだと思ったという[1]。そして出版社は6年で退社[1]、その後は漫画原作者や脚本家を目指し各コンクールに作品を応募し続ける。3年やってもだめだったら諦めて再就職するつもりだったという[1]。その3年目ギリギリの頃に漫画原作賞を受賞[1]、その後1999年にテレビドラマ脚本賞佳作受賞[1]を経て、2000年『涙をふいて』で脚本家デビュー。専門的な分野を描くことを得意としている。 2020年前期の連続テレビ小説『エール』の脚本を担当することが決定して執筆し、2019年9月にクランクインしていたが、11月にNHKより「制作上の都合」との発表があり降板した[2]。 2019年、初めてとなる小説『トップナイフ』を刊行する[3]。 作品連続ドラマ
単発ドラマ
映画
コミック小説
脚注 |