松崎 (鞄)
株式会社松崎(まつざき、MATSUZAKI & CO.,LTD.)とは、スーツケースなど各種鞄及び皮革製品の製造販売を行っていた日本の企業である。 概要1889年、東京・日本橋馬喰町に松崎伊三郎が開いた鞄店が前身。1887年(明治20年)、伊三郎は鞄を作るのが意外と簡単な事を知り、弟に鞄を作らせて自分はそれを売る事にした。これが松崎鞄店誕生のきっかけである。 その後の1929年、法人に改組された。円の中にアルファベットのMを入れたマークと『マルエム松崎』のブランドで知られ、海外ブランドのライセンス生産も多く手がけていた。 しかし、取引先である百貨店やスーパーマーケットの倒産に加え、他社との競合などにより売上が大きく減少。2007年9月に堀田丸正、次いで2008年11月にはトライアイズの傘下に入って立て直しを図っていたが、2010年5月17日、東京地方裁判所に自己破産を申請。これを受けて同日、破産手続開始が決定した。負債は2010年2月末で約12億5000万円[1]。 沿革
参考文献
脚注
関連項目外部リンク |