東神吉町(ひがしかんきちょう)は、兵庫県加古川市の地域である。本項ではかつて同地域に所在した東神吉村(ひがしかんきむら)についても述べる。
概要
東神吉町は、加古川の右岸に位置する。大字に、東神吉町升田、東神吉町出河原、東神吉町西井ノ口、東神吉町砂部(いさべ)、東神吉町神吉、東神吉町天下原(あまがはら)がある。「神吉」(かんき)という地名の由来は、崖や川岸のことをいう「ガンギ」を清音で呼んだものであり、加古川の本流の主流が升田山の下を西へ曲がって流れていた昔の状態では、現在の東神吉町神吉のあたりは崖であり川岸であったので「カンキ村」と言った[1]。
歴史
年表
経済
- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば東神吉村の篤農家は、「神吉亀太郎、伊藤貞太郎、金川右左次、大久保眞二郎」などである[3]。
交通
- バス
- 神姫バス
- 道路
- 加古川バイパス
- 兵庫県道43号高砂北条線
- 兵庫県道79号高砂加古川加西線
- 兵庫県道387号平荘魚橋線
- 兵庫県道390号神吉船頭線
教育
- 幼稚園
- 加古川市立東神吉幼稚園
- 小学校
- 加古川市立東神吉小学校
- 加古川市立東神吉南小学校
- 中学校
- 加古川市立神吉中学校
- 高等学校
- 兵庫県立東播工業高等学校
史跡
郵便局
公共施設
- 加古川市中央消防署西分署
- 加古川市立ウェルネスパーク
登録文化財
当町にある登録文化財は以下の通り[4]
- 国登録文化財
- 常楽寺 - 2007年(平成19年)7月31日登録
- 兵庫県指定文化財
- 本岡家住宅 - 1969年(昭和44年)3月25日指定
- 阿弥陀三尊来迎図 - 2000年(平成12年)5月2日指定
- 加古川市指定文化財
- 薬師十二神将図 - 1990年(平成2年)10月11日指定
寺社
- 寺院
- 常楽寺 - 浄土宗西山派の寺院。山号、法性山。本尊、阿弥陀如来。1333年(正慶2年)2月開基。
- 真宗寺 - 真宗大谷派の寺院。山号、白雪山。本尊、阿弥陀如来。1615年(元和元年)6月開基。
- 明円寺 - 真宗大谷派の寺院。山号、龍音山。本尊、阿弥陀如来。1691年10月(元禄4年閏8月)開基。
- 妙願寺 - 浄土真宗本願寺派の寺院。山号、音谷山。本尊、阿弥陀如来。1516年8月15日(永正13年7月16日)開基。
- 源通寺 - 真宗大谷派の寺院。山号、松林山。本尊、阿弥陀如来。1684年4月(貞享元年3月)開基。
- 神社
- 天満神社- 祭神は菅原道真
- 盆気神社- 村社。祭神は泥土煮命
関連項目
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク