東松山カントリークラブ
東松山カントリークラブ(ひがしまつやまカントリークラブ)は、埼玉県東松山市にあるゴルフ場で、比企丘陵に広がる武蔵丘陵森林公園に隣接した丘陵コースである。株式会社東松山カントリークラブ(Higashi Matsuyama Country Club Co., Ltd.)が運営する。 概要「東松山カントリークラブ」は、1960年(昭和35年)11月5日、新たなゴルフ場の建設に向けて、母体会社の「東松山開発興行株式会社」を設立した[2]。建設用地は、埼玉県東松山市野田の比企丘陵である[2]。東松山カントリークラブの周辺では、「嵐山カントリークラブ(1962年(昭和37年)開場、設計・小寺酉二)」、「高根カントリー倶楽部(1962年(昭和37年)開場、設計・富沢誠造・富沢広親)」、「川越カントリークラブ(1963年(昭和38年)開場、設計・中村寅吉・発知朗・大竹敏郎)」、「小川カントリークラブ(1966年(昭和41年)開場、設計・株式会社小川カントリークラブ)」などが並行して進行していた[2]。 コース設計は、藤田欽哉に依頼した[2]。建設用地を見た藤田欽哉は、「北関東一の名に恥じないチャンピオンコースが完成する」と語った[2]。1961年(昭和36年)10月18日、コース造成工事が着工、翌1962年(昭和37年)11月25日、9ホールが完成し、仮開場された[2]。翌1963年(昭和38年)11月2日、18ホールが完成し、本開場された[2]。 1964年(昭和39年)11月7日、手形不渡り事故をおこし、会員たちから出資金を集め「株式会社東松山カントリークラブ再建会」を設立し、債権者から債権を買収した[2]。1965年(昭和40年)、商法による整理を申請し、翌1966年(昭和41年)7月30日、整理命令が出された[2]。同年9月、株式会社東松山カントリークラブ再建会が「東松山開発興行株式会社」の全株を取得した[2]。1972年(昭和47年)5月23日、会社整理が終結、「東松山カントリークラブ」がゴルフクラブとして経営再建された[2]。 1987年(昭和62年)8月、9ホールが増設され、1989年(昭和64年)2月、新たなクラブハウスが完成した[2]。コースは丘陵地の自然の地形をそのままに、池やバンカーを生かしたコース造りを得意とする藤田欽哉が設計、起伏や池を生かしたコースで、広くフラットで7つの池を生かし、微妙なアンジュレーションのあるコースである。 所在地〒355-0008 埼玉県東松山市大谷1111番地 コース情報
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交通アクセス競技開催実績エピソード脚注
関連文献
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