東昌寺 (逗子市)
東昌寺(とうしょうじ)は、神奈川県逗子市にある高野山真言宗の寺院。 歴史→詳細は「東勝寺 (鎌倉市)」を参照
1333年(元弘3年)、新田義貞率いる軍勢が鎌倉に侵攻、北条氏一門は東勝寺で自害した(東勝寺合戦)。 当時の東勝寺住職信海は、本尊の大日如来を持ち出して脱出、当地に避難し、そこで北条氏の菩提を弔う寺を創建したのが、当寺の起源である[1]。寺の名も同じく「東勝寺」とした。 1637年(寛永14年)、鎌倉の英勝寺の末寺となった。英勝寺は水戸徳川家との関連が深い寺である。 その際に、寺の名を、英勝寺と水戸家に遠慮し、「勝」を「昌」に改め、「東昌寺」と称することになった[2]。 境内には、国の重要文化財に指定されている五輪塔がある。元々は葉山町にあった慶増院(現在は、浪子不動と統合し高養寺となる)にあったもので、開基の二階堂行然の墓といわれている。1976年(昭和51年)に当寺に移転した[1][3]。 文化財交通アクセス
脚注
参考文献
外部リンク |