2011年3月まで入居していた東京穀物商品取引所の建物
東京穀物商品取引所 (とうきょうこくもつしょうひんとりひきじょ、The Tokyo Grain Exchange , 略称TGE)は、商品取引所法 に基づいて商品先物 市場 を開設することを目的として設立された社団。2009年11月に株式会社へと組織変更。2013年2月8日をもってすべての立会を終了し、その建玉等の処理は、翌営業日である同月12日より大阪堂島商品取引所 (米穀)と東京商品取引所 (一般大豆、小豆、とうもろこしおよび粗糖)に移管された。
主な取引商品
沿革
1874年 (明治 7年) - 中外商行会社 が当地にて米の先物取引を実施。
1908年 (明治41年) - 東京米穀商品取引所の成立(米を含む農作物の(先物)取引所))。
1939年 (昭和 14年) - 戦時統制(米穀配給統制法 の成立)により農作物の先物取引の廃止。
1951年 (昭和26年)5月12日 - 横浜生絲取引所 開所。
1951年(昭和26年)7月3日 - 小樽商品取引所 開所。
1952年 (昭和27年)5月7日 - 東京砂糖取引所 開所。
1952年(昭和27年)7月24日 - 前橋乾繭取引所 開所。
1952年(昭和27年)10月10日 - 東京穀物商品取引所 開所(東京米穀商品取引所の土地建物を継承)。
1961年 (昭和36年)5月1日 - 小樽商品取引所 が札幌市に移転し北海道穀物商品取引所 に改称。
1993年 (平成 5年) 10月 1日 - 東京砂糖取引所と合併。
1995年 (平成 7年) 4月 1日 - 北海道穀物商品取引所と合併。
1998年 (平成10年)10月1日 - 横浜生絲取引所 と前橋乾繭取引所 との合併により横浜商品取引所 となる。
2006年 (平成18年) 4月 1日 - 横浜商品取引所 と合併。
2008年 (平成20年) 6月 - 東京穀物商品取引所 各上場銘柄と小麦の先物価格、コメで構成する商品指数「東穀農産物指数」を公表。
2009年 (平成21年)11月 - 組織変更により株式会社化。
2011年 (平成23年) 1月 - 取引システムについて東京工業品取引所 のシステムを使用のため、これに伴い全取引が板合せザラバ仕法となる。
2011年(平成23年) 3月 - 本社を日本橋蛎殻町 から日本橋堀留町へ移転。
2011年(平成23年) 7月 - 農林水産省 が米相場 の試験許可開始(米相場の復活・取引開始)。
2012年 (平成24年)5月 - 2013年2月に、米穀(コメ)先物を関西商品取引所 に、トウモロコシ・大豆・粗糖・小豆の先物を東京工業品取引所 に移管し、2013年夏にも解散することを取締役会にて決議[ 1] 。
2013年 (平成25年)2月8日 - この日の日中立会終了をもって全ての立会を終了。東京穀物商品取引所の銘柄については2013年2月8日17時からの2013年2月12日計算区域の夜間立会は行われなかった。
2013年(平成25年)2月12日 - 米穀(コメ)、トウモロコシ・大豆・粗糖及び小豆の各銘柄の移管日[ 2] 。
2013年(平成25年)3月19日 - 農林水産省による解散の認可[ 3] 。
脚注
関連事項
外部リンク
商品取引所
日本(現行)
日本(廃止等) 日本以外
報道機関 関連法令・組織 関連項目 一覧