本願寺近松別院
本願寺近松別院(ほんがんじちかまつべついん)は、滋賀県大津市にある浄土真宗本願寺派の直属寺院。 住職は浄土真宗本願寺派門主が兼ねるが、別院輪番が置かれて実務を主管している。 概要近松別院は大津市中心部にある本願寺派の別院であり、本願寺の歴史の中でも重要な役割を果たした寺院の一つである。県庁所在地ではあるが、滋賀教区(滋賀県に相当)の教務所(政府で言う県庁に相当)は近江八幡市にある本願寺八幡別院内に設置されている。 歴史
犬塚別院の近くに欅の大木の植えられた塚がある。この塚は犬塚と呼ばれている。 蓮如が吉崎に向かう前に、三井寺の関係者により壮行会が開かれた。そのなかで当時本願寺の隆盛を快く思わない者もいて、蓮如を毒殺するため調理人として刺客が送られた。ところが、蓮如の弟子の飼っていた犬が座敷に上がり込み、毒が盛られた料理を食べて死んだ。身をもって蓮如を守った犬を不憫に思い、死骸は手厚く葬られ欅を植えた。 近隣の有志による「犬塚を守る会」があり、犬塚の清掃活動や、催事などに取り組んでいる。 関連項目
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