木浦宝城線
木浦宝城線(モッポポソンせん)とは、大韓民国全羅南道木浦市にある任城里駅と宝城郡にある宝城駅を結ぶ計画の、韓国鉄道公社の鉄道路線である。 概要2003年から工事が始まり、以降収益性が悪いという理由で何年も工事が中断されたが、2015年11月から工事が再開された経緯がある。[1] 2022年頃開通予定。 この路線の統一した正式名称はまだ存在せず、この路線の呼称はメディアによってまちまちであり、慶全線の一部ないし支線として扱われたり、慶全線とは別の路線として見なされることもある。[2][1][3] この路線と、慶全線の宝城-釜山区間を合わせて「南海岸鉄道[1]」とも呼ばれる。一部では、この南海岸鉄道の方が慶全線の本線になり、従来の光州松汀-宝城区間の方は支線扱いになるという予測も存在する。 それまでこの路線は非電化として2020年完成を目途に工事が進められていたが、2019年末にて慶全線と一緒に電化路線となることが決定された。[4]同時に完成予定も2022年に延期された。 この路線を含む「南海岸鉄道」全区間が電化路線として完成すると、従来の慶全線(光州経由)で7時間35分以上かかっていた木浦から釜山までの移動時間が3時間57分まで[5](ソースによっては2時間30分まで[3])短縮できるといわれている。 ちなみにこの路線と直結する予定である慶全線の場合は、順天駅より東側(概ねに慶南道内)と西側(全南道内)とは改良工事のペースに違いが出るものの、概ね2025年まで全ての区間が電化路線として改良が完了する予定である。[6][7][8]特に人口過疎地域ゆえに長いとき改良予定がなかった順天-宝城の区間は、木浦宝城線および慶全線東側区間との直結を念頭に置いて優先的に着工し、2023年まで改良が完了する見込みである。[9] 歴史
駅一覧
脚注
関連項目 |