木原村
木原村(きはらむら)は、茨城県稲敷郡にかつて存在した村。現在の美浦村西部である。 地勢北は一面霞ヶ浦に瀬し、台地と平地が入り組む谷戸が多い。田は東北に開け、南西は山林原野である。 歴史古くは土岐氏の配下から佐竹氏に帰し、幕藩体制では主に仙台藩領。維新後は宮谷縣、新治縣から茨城県の所管に。 沿革
変遷表
地域木原、請領(うけりょう)、大須賀津(おおすかづ)、茂呂(もろ)、宮地(みやぢ)、布佐(ふさ)、大谷(おおや)、信太(しだ)、興津(おきつ)。9大字 人口・世帯人口総数 [単位: 人]
世帯総数 [単位: 世帯]
官公署交通道路土浦から江戸崎を経由する「銚子街道」である。里道では君原、奥野を経由し龍ケ崎に至ることができる。 航路大正に入り木原発着所に汽船が通じ、土浦、佐原、銚子、牛堀および大船津を結ぶ。 名所
木原送信所木原送信所(きはらそうしんじょ)は、旧霞ヶ浦海軍航空隊の送信所。正五角形の敷地の各頂点に立つ鉄塔から無線通信を行う。 横須賀海軍建築部木原村海軍出張所が建設を指揮した。敗戦後は昭和21年1月10日および7月1日を以って病院として一時使用が認可され、新治共同病院分室(のち木原協同病院)が開業した。現況は主に美浦村社会福祉協議会の自立支援センター、村民運動公園および住宅である。 人物
参考文献
関連項目 |