星敬星 敬(ほし たかし[1]、1956年1月17日-2019年12月2日)は、日本のSF研究家[2]。SF関連図書の収集家としても知られる[2][3]。 来歴日本大学文理学部を卒業[3]。大学入学前から[4]豊田有恒に師事し、アシスタントを行う[3]。『ベストオブ豊田有恒』(1981年、太陽企画出版)などのアンソロジーの編集、NHKラジオ第1の『ラジオSFコーナー』のシリーズ構成(1979年から1983年)を行った他、TVアニメ『宇宙戦艦ヤマトIII』(1980年から1981年)のSF設定協力を豊田有恒、出渕裕と共同で行うなど、幅広い分野で活躍した[3]。 『S-Fマガジン』(早川書房)、『SFアドベンチャー』(徳間書店)などのSF専門誌で日本SFの研究活動をおこなっていた[2]。 『S-Fマガジン』では読者投稿ショートショート・コーナー「リーダーズ・ストーリイ」の選者を1982年から2013年まで務めると共に、SF関連書籍紹介コーナー「SFブックスコープ」の「BOOKGUIDE」の執筆を行っていた[2][3]。 1992年から1995年には集英社主催のファンタジーロマン大賞の選考委員もを務めていた[3]。 日本SF作家クラブ会員だった。2013年に刊行された日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー『日本SF短篇50: 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー』では北原尚彦、山岸真、日下三蔵と共に編集者を務めた[2]。 死去後の2020年に第40回日本SF大賞会長賞を贈られた[3]。 編著
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