旭峠
旭峠(あさひとうげ)は、北海道紋別郡遠軽町と常呂郡佐呂間町とを結ぶ峠である。国道333号の峠であったが、2002年(平成14年)11月に旭峠道路が開通したことで国道から町道に移管となった。全区間において対向二車線の舗装路であり、遠軽側は旭野川に、佐呂間側はオンネルベシベ川に沿っている。 概要最大6.2%の急勾配に加え、ヘアピンカーブを含む曲線半径32m~150mの急カーブが13か所連続しており、峠頂上の旭トンネルは大型車のすれ違いが困難であったことから、国道としては交通のボトルネックであり、これらの問題を解消するため旭峠道路が事業化され、2002年(平成14年)11月に切り替えられた[1]。 旧道は2003年(平成15年)4月に国道から遠軽町及び佐呂間町へ移管され町道となっている[2]。
旭トンネル旭トンネルは峠を貫く延長168mのトンネル。1956年開通[3]。総幅員5.5m、高さ制限4.0mと狭隘なため大型車のすれ違いが困難であるとともに4.0 mの高さ制限があった[1]。 現在2002年に旭野トンネルを含む旭峠道路が開通して国道を退いた。しかし旭峠道路は自動車専用道路であるため、これを通行できない歩行者、自転車、原付や、旭峠道路が通行止めの際に迂回するために利用されている[2]。佐呂間側にパーキングスペースがあるが、閉鎖されている。冬季は除排雪が行われておらず、通行止めとなっている。 出典
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