旧本庄警察署
旧本庄警察署(きゅうほんじょうけいさつしょ)は、埼玉県本庄市中央1-2-3にある建築物(擬洋風建築)。埼玉県指定文化財。 1980年(昭和55年)から2020年(令和2年)2月29日には内部が本庄市立歴史民俗資料館(ほんじょうしりつれきしみんぞくしりょうかん)として使用されていた[1]。 歴史1883年(明治16年)に本庄警察署として建てられた建物である。棟札によると棟梁は角田富蔵であり、1883年(明治16年)4月25日に上棟された[2]。本庄消防団本部、簡易裁判所、区検察庁、本庄公民館、本庄市立図書館だった時期もある。 1972年(昭和47年)3月に埼玉県指定文化財に指定された。1979年(昭和54年)から1980年(昭和55年)にかけて、一度解体されたうえで復元され、1980年(昭和55年)11月に本庄市立歴史民俗資料館が開館した。敷地内には本庄市指定文化財の田村本陣の門もある。 本庄市が本庄早稲田の杜ミュージアムを開館させるため、本庄市立歴史民俗資料館は2020年(令和2年)2月29日をもって閉館した。 建築2階ベランダには彫刻が施された円柱がある[3]。窓は1階・2階ともに分銅付の上下開閉式である[3]。室内の天井には円形の漆喰レリーフが施されている[3]。 展示利用案内脚注 |