日産・プリンス店日産・プリンス店(にっさん・プリンスてん)は、かつて存在した日産自動車の販売チャネル(ディーラー)の一つ。 概要「日産・プリンス店」は、もともと、1966年8月に日産自動車と合併したプリンス自動車工業の販売店(ディーラー)で「日産プリンス」「スカイライン販売会社」と称され、旧プリンス自動車工業時代から存在していたグロリア、スカイラインを中心に、スポーツ色の強い車種のフェアレディZ(Z32型より取扱開始・Z31型迄は日産店の専売車種)や180SXなどを取扱販売していた。 なお、旧・プリンス自動車工業の販売部門を統括する別会社として存在していた「プリンス自動車販売」は、日産自動車との合併後、日産自動車の本体の販売部門とは別組織の全国のプリンス店を統括する販売部門の別会社として「日産プリンス自動車販売」に社名変更され、日産自動車の本体の販売部門とは異なる旧・プリンス自動車工業時代からの名残が継承された独自路線で展開され運営されていたが、1986年10月1日付で日産自動車の本体の販売部門である「日産自動車販売」に統合された。 そして、1980年代後半から、プリンス店とチェリー店の取扱車種が共通化された事に伴い、全国各地の大半のチェリー店は同地域のプリンス店と合併・統合されたが、現在も、岩手県、東京都、愛知県、大阪府などの一部地域にチェリー店が存在している[注釈 1]。 1999年4月には、日産自動車の販売系列が従来の4系列(5系列)から2系列へ統合されたことに伴い、サニー店(販売系列の統合を機にサニー店からサティオ店に名称変更)、チェリー店と系列を統合し「レッドステージ」となり、従来のプリンス店では「日産プリンス○○販売」の会社名を継続している。 さらに、2005年5月には、「ブルーステージ」「レッドステージ」「レッド&ブルーステージ」のすべての日産販売会社で日産車全車種の取り扱いが開始され、各地で日産販売会社同士の合併・統合が進んでおり、地域によっては、日産販売会社の合併・統合の際にプリンス店の販売会社が存続会社となる場合であっても、従来のプリンス店の「レッドステージ」に加えて、合併・統合する以前に存在していた販売会社の名残で「ブルーステージ」や「レッド&ブルーステージ」の店舗も存在している。 なお、各地の日産販売会社では、従来の「ブルーステージ」「レッドステージ」「レッド&ブルーステージ」から、2007年より導入されている新VI(ビジュアル・アイデンティティ)への更新が順次進められている。 キャッチフレーズ
取扱車種1999年3月時点の取扱車種乗用車系セダン
ハッチバック
スポーツカーステーションワゴンSUV・1BOX・ミニバン
商用車系ライトバン1BOXバントラック
バス
1999年3月以前に販売終了した車種乗用車系セダン
スポーツカー
ステーションワゴンSUV・1BOX・ミニバン
商用車系ライトバン
トラックバス脚注注釈 |