『日時計』(ひどけい)は、2007年4月4日に発売された石井竜也11枚目のスタジオ・アルバム。
本項は同年8月29日発売、本作の豪華盤『日時計〜premium edition〜』(ひどけい プレミアムエディション)についても記述する。
概要
2006年の米米CLUB再結成後発売のシングル、「君に戻ろう/雲」と同時発売のアルバム。
初回盤はミュージック・ビデオ等収録DVD付。初回盤・通常盤でジャケットが異なる。
ロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラとの共演も含めた、ミディアム・バラードの構成[1]。
ジャケットにはシングル「君に戻ろう」のミュージック・ビデオに登場したストーンヘンジが使われている。
石井は本作について、「私は私なりにアルバム『日時計』の中で自分だけの時間の進め方をもう一度見つめ直してみようよ、社会から与えられた勝手な時間の枠組みを一回、取り外してみようじゃないか、と問いかけている」とメールマガジン『週刊カールスモーキー石井 第47回』[2]にて綴っている。
収録曲
Disc1 (CD)
- 作詞・作詞:石井竜也(特記以外)
- 編曲:TATOO
- 共演:ロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラ(#1・3・5・7・10)
- 出逢い
- 『石弐 〜Best of Best〜』にも収録。
- 雲〜sundial version〜
- 22ndシングル2曲目のアルバムヴァージョン。
- 瞳の理由
- 始めてみよう
- コスモ証券CMソング。
- 君に戻ろう
- 22ndシングル1曲目。
- 再会
- 言葉にしないで
- 君が来る日
- 日時計
- 作曲:TATOO
- インストゥルメンタル。
- 桜の道
- 『TATUYA ISHII'S 河童幻想』、『石弐 〜Best of Best〜』にも収録。
- 夢だけの頃
- 紺碧の街
- 夜景飛行
- 恋人たちの歌
- 遠い出来事
- 石井はこの曲を「考えさせるエネルギーがあふれている曲」と述べている[3]。
- この曲をファンク調にアレンジしなおしたものが、米米CLUBの「WE ARE MUSIC!」[4]
- 『石弐 〜Best of Best〜』にも収録。
Disc2 (DVD)
- Opening〜日時計〜
- Orchestra Concert Digest
- Recording in London
- 2007年1月にロンドンのアビー・ロード・スタジオで行われた一部楽曲のレコーディング風景のドキュメンタリー映像。
- 君に戻ろう
日時計〜premium edition〜
未発表音源と時計型オブジェ「羽時計」を追加した『日時計』のスペシャルヴァージョン。完全生産限定盤。
- 作詞・作曲:石井竜也(特記以外)
- 作曲:TATOO(#14)
- 編曲:TATOO(特記以外)辰巳博成(#18)
- 共演:ロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラ(#2・4・6・8・17)
収録曲
『日時計』収録曲についての解説は割愛。
- 桜の道〜Piano version〜
- ピアノインストゥルメンタル。
- 出逢い
- 雲〜sundial version〜
- 瞳の理由
- 始めてみよう
- 君に戻ろう
- 再会
- 言葉にしないで
- 君が来る日
- 夢だけの頃
- 紺碧の街
- 夜景飛行
- 恋人たちの歌
- 日時計
- 出逢い〜Piano version〜
- ピアノインストゥルメンタル。
- 遠い出来事
- 桜の道
- 春想
- 追加曲。『TATUYA ISHII'S 河童幻想』にも収録。
脚注
- ^ ロッキング・オン『bridge』5月号に掲載されているインタビューにて、石井は「米米CLUBが始まったので、ソロでもおふざけをやると、ぶれちゃうかなあと思って。『米米始まるんなら、自分のソロはオーケストラでやってみたいんですよね』っていう話をしていた」と語っている。
- ^ 石井のメールマガジン単行本『石井伝心』(TOKYO FM出版)にも掲載されている。
- ^ 『詞解文書』(廣済堂出版)より。
- ^ 石井竜也『イノセント』(扶桑社)より。
- ^ オリコンサイト上では上述の通常盤と同一アルバム扱いのため。
参考文献
- 石井竜也『石井伝心』(TOKYO FM出版)
- 石井竜也『詞解文書』(廣済堂出版)
- ロッキング・オン『bridge』2007年5月号
- 石井竜也『イノセント』(扶桑社)
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