日の出楼
株式会社日の出楼(ひのでろう)とは、徳島県徳島市に店舗を置く和菓子店。 概要鳴門わかめを用いた「和布羊羹」(わかめようかん)で知られる老舗和菓子店[2]。1852年(嘉永5年)に金刀比羅神社門前にて開業[2]。創業当事は餅屋で、戦前の阿波踊りの歌にも「日の出は餅屋じゃ」と詠まれている[2]。1962年(昭和37年)に株式会社化[3]。 名物の和布羊羹は2代目と3代目が1910年(明治43年)に完成させた品で、1977年(昭和52年)の第19回全国菓子大博覧会において名誉総裁賞を受賞[3]。徳島で晩年を過ごしたヴェンセスラウ・デ・モラエスにも好まれたとされる[3]。 もう1つの名物「愛慕栗」(あいぼくり)は5代目が完成させたそば粉を用いた薯蕷饅頭[4]。1984年(昭和59年)の第20回全国菓子大博覧会にて厚生大臣賞を受賞[3]。 主な商品脚注
外部リンク
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