新雄別駅
新雄別駅(しんゆうべつえき)は北海道釧路市阿寒町布伏内にあった、雄別鉄道雄別本線の駅である。同線の廃止とともに廃駅となった。 概要舌辛川対岸に大規模な炭鉱住宅が作られ、1947年(昭和22年)10月から古潭駅 - 雄別炭山駅間の通勤列車が運転されたが、古潭駅から約1キロメートル離れているため不便とのことで仮乗降場が設けられた[1]。その後、1953年(昭和28年)に正式な駅として開業したが、駅舎はなく、古潭駅扱いの無人駅であった。地元住民は「中間駅」と呼んでいた[1]。 歴史駅構造駅舎はなく、カーブ状の島式ホーム1面2線を有していた。山側(東側)が本線、舌辛川側(西側)は貨物線で、ホームは実質的に片側使用であった。1960年頃には貨物線が撤去されて単式ホーム1面1線となった。また待合室も設けられた。 駅周辺かつては対岸の炭鉱住宅地からこの駅へアクセスするために、中心道路から橋が掛けられていた。幅4メートル、長さ68メートルで、「かよい橋」と呼ばれた[1]。なおこの橋は現在、撤去されている。 隣の駅脚注参考文献
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