折原みと
折原 みと(おりはら みと、1964年1月27日 - )は、少女漫画家・恋愛小説家。茨城県石岡市出身、神奈川県逗子市在住。本名は矢口美佐恵(やぐち・みさえ)。 略歴小学校の頃から愛読していた大和和紀や萩尾望都に憧れを抱き、漫画を描いて友人と見せ合っていた[1]。 高校時代は同人誌制作をしたり、コミックマーケットに通ったり、少年漫画の絵柄でファンタジーや戦争漫画を描いたりしていた。高校卒業時には美術大学への入学やアニメ制作会社への就職を目指したもののうまく行かず、特撮が好きだったこともあり映画監督を目指して上京。エキストラのバイトと雑誌のカットの仕事で生計を立てた。21歳の時に同人誌を見た編集者に声をかけられて、漫画家デビューした[2]。 雑誌『JUNE』20号(1985年1月)に「倒錯の保健室」「愛の生徒会」を発表[3][4]。1985年夏に『ASUKA』で「ベストガールになりたいの」を発表、これが少女漫画家デビュー作とされる[5]。 少女小説家としては、1987年7月に『ときめき時代 つまさきだちの季節』でデビュー。少女小説の代表作は1990年に刊行した『時の輝き』で、110万部のベストセラーとなり、1995年には高橋由美子と山本耕史の主演により松竹で映画化もされた。1989年刊行の『真夜中を駆けぬける』は1993年にテレビ朝日でドラマ化され、同年、小説『ときめき時代』も『阪急ドラマシリーズ』の一作としてドラマ化された。 20歳代は「昼夜逆転で仕事漬けの日々」を送った。大自然に触れた小笠原諸島への取材旅行を機に、新しい経験・知識の蓄積がないことで「ときめきの貯金」が尽きるのではないかと考え、30歳を過ぎて仕事以外の趣味も楽しむライフスタイルに変えた。逗子市に海が見える家を建て、長年の夢だった犬を飼い始めて、「犬友」との交流が広がった。一時はドッグカフェを経営していた。長野県や茨城県の山間にある別宅と季節ごとに行き来しつつ、スキューバダイビングや小型船舶操縦士の資格を取ったり、日本の伝統文化(日本舞踊や琴、茶道、書道、居合)を習ったりしているという[2]。 漫画作品MBコミックス実業之日本社のMBコミックスより刊行されたもの。
KCフレンド/KCデザート講談社の KCフレンド/KCデザートより刊行されたもの。 KCフレンド
KCデザート
ハーレクインコミックス・キララハーパーコリンズ・ジャパンのハーレクインコミックス・キララより刊行されたもの。
その他
少女小説ポプラ社ポプラ社より刊行されたもの。
ティーンズハート講談社X文庫ティーンズハートより刊行されたもの。
コバルト文庫
レモン文庫
児童文学特筆がなければ小説。
一般文芸特筆がなければ小説。
料理本
学習書籍
CD
雑誌寄稿
脚注
関連項目外部リンク
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