愛 (小惑星)
愛(めご、14032 Mego)は、小惑星帯にある小惑星である。由来から「愛姫」[1]の名で紹介されることもある。 1994年12月、仙台市天文台の小石川正弘が、仙台市の愛子(あやし)観測所[2]で発見した。 名称仙台藩主伊達政宗の正室である愛姫(めごひめ)にちなんで命名されたもので[3]、2007年7月の小惑星回報 (MPC 60299) で公表された[3]。 小石川はこれよりさき、1999年に (6859) 伊達政宗を命名していたが、知人に「政宗だけだとかわいそうだ」と言われたこともあり、愛姫の名を提案した[4]。 命名文には、西公園の仙台市天文台付近に、「愛姫櫻」と呼ばれる桜の名木があることが紹介されている[3]。愛姫櫻は三春滝桜の子孫木で、2006年に西公園に植樹された[5]。植樹式では、この小惑星に「愛(めご)」と名付ける「命名式」が行われている[5]。西公園にあった仙台市天文台は2007年11月に閉鎖され、2008年7月から郊外に移転した。なお、西公園も小惑星に命名されている(10500 Nishi-koen)。 脚注
関連項目外部リンク
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