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愛知県衛生研究所(あいちけんえいせいけんきゅうじょ)は、名古屋市北区辻町字流にある愛知県の研究所。
沿革
- 1880年(明治13年)12月 - 愛知県警察部衛生課設置。同時に細菌研究所・衛生試験所が発足。
- 1943年(昭和18年)4月 - 愛知県内政部に移管。
- 1946年(昭和21年)
- 4月 - 愛知県教育民生部に移管。
- 11月 - 愛知県衛生部が新設され、同時に同部に移管。
- 1948年(昭和23年)
- 4月1日 - 愛知県衛生研究所が成立(昭和23年3月25日付県告示第169号)。
- 10月 - 「愛知県衛生研究所設置に関する条例」公布。所内機構として、庶務部・細菌部・化学部・食品部・病理部の5部を置く。
- 11月 - 名古屋市中区南外堀町6の1に、愛知県庁第1分庁舎として庁舎が竣工し、同所に移転する。
- 1964年(昭和39年)
- 4月 - 地方自治法第158条第6項にもとづく地方機関となる。
- 10月 - 名古屋市千種区田代町字鹿子殿81の1に新庁舎が竣工し、同所に移転する。
- 1972年(昭和47年)4月 - 名古屋市北区辻町字流7の6に新庁舎が竣工し、同所に移転する。
- 2008年(平成20年)4月 - 食品衛生研究所と統合される。
- 2019年(平成31年)3月 - 新庁舎供用開始。
- 2019年(令和元年)
- 7月 - KYBによる検査データ不正問題に関連して、24基の制震ダンパーの性能確認工事を開始[2]。翌年3月まで[2]。
- 8月 - 旧施設敷地の土壌に基準の10倍超の水銀、3.2倍の鉛を検出[3]。拡散防止のシートを覆い、掘削して汚染土を除去する[3]。
- 2020年(令和2年)
- 1月30日 - 新型コロナウイルス感染症について、PCR法による検査実施態勢が整う[4]。生物学部ウイルス研究室の職員8人が専用の部屋で検査を行い、平日の業務時間外にも夜間や土日祝日も対応する方針としている[4]。
- 4月 - 新庁舎全面供用開始。
- 4月11日 - 新型コロナウイルス感染症のPCR検査ミスが発生[5]。
脚注
- ^ a b 中崎裕 (2019年6月13日). “ダンパー改修 来月開始 KYBデータ不正 県環境調査センター”. 中日新聞朝刊県内版: p. 16
- ^ a b “県環境調査センター 旧施設土壌から水銀 基準の10倍超”. 中日新聞朝刊県内版: p. 10. (2019年8月5日)
- ^ a b “新型肺炎 中部 検査態勢整備急ぐ 時間短縮 感染拡大防げ”. 中日新聞朝刊: p. 27. (2020年1月31日)
- ^ “陰性の24人に陽性判定 コロナ 愛知県検査ミス、訂正”. 中日新聞朝刊: p. 8. (2020年4月13日)
参考文献
関連項目
外部リンク
座標: 北緯35度12分9.1秒 東経136度55分31.1秒 / 北緯35.202528度 東経136.925306度 / 35.202528; 136.925306