「愛はピカピカ」(あいはピカピカ)は、1999年12月18日 (1999-12-18)に発売された加藤和彦のソロ名義による14枚目のシングル。加藤にとって初のゲーム音楽のシングルで、生前に一般販売された最後のシングルとなった。
解説
「愛はピカピカ」は1999年11月 (1999-11)に発売された、ピングーを主人公とするPlayStationゲームソフト、「fun! fun! Pingu 〜ようこそ南極へ〜」[1]のエンディング・テーマとして制作され、加藤にとって初めてとなるマキシシングルの形態で発売された。歌詞は三浦徳子が手がけた。三浦は1977年 (1977)に加藤が高田みづえに提供した「DÔMO DÔMO」で作詞家としてのデビュー以後、90年代にかけてしばしば加藤とコンビを組んだ[2][3]。サウンド面ではスカが導入され[4]、カップリング曲には同曲のリミックス・ヴァージョンが収録されている。このヴァージョンではイントロのドラムがカットされ、中間のキーボード・ソロがギター・ソロに、アウトロのサックス・ソロがキーボード・ソロに変更されるなどの差異が見られる。
なお、「愛はピカピカ」は上記ゲームソフトとシングルCDのみの発売で、アルバム未収録。
アートワーク
ジャケットにはピングーのイラストが使用されている。
収録曲
クレジット
オリジナル・シングルCDに基づく。
- All songs are composed and arranged by Kazuhiko Kato
- A&R direction – Akira Sudo
- Creative Director – Keiko Yamanaka
- Recording and Mixing Engineer – Takeshi Tanaka
- Recording and Mixing Studio – Kazuhiko Kato Studio Karuizawa
- Mastering Engineer – Mitsukazu Tanaka
- Mastering Studio – Sony Music Shinanomachi Studio
- Promotion and Marketing – Kenichi Naito, Misako Shirasaki
- Artist Management – Smile Co.,Ltd
- Package Design – Koji Matsuhashi (SMC), Eiko Hara (bishop)
- Special thanks to
参考文献
脚注
- ^ ソニー・インタラクティブエンタテインメント SLPS 02307 1999年11月18日 (1999-11-18)発売
- ^ 「DÔMO DÔMO」はシングル「硝子坂」(1977年 (1977))のカップリング曲。なお、加藤との共作曲には、他にも沢田聖子「卒業」(1982年 (1982))、熊谷真実「グロリア」(1982年 (1982))、酒井美紀「あなたの声が聞こえる」(1994年 (1994)、亜伊林名義)などがある。ちなみに「硝子坂」の作曲者である宇崎竜童は、加藤が作曲した北原早苗のシングル「少年」(1970年 (1970))のカップリング曲「美しき冒険」を手がけている。
- ^ 『ミュージック・マガジン2009年12月 (2009-12)号』p.62
- ^ 『ミュージック・マガジン 2009年12月 (2009-12)号』p.46
外部リンク
- SonyMusic
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