意非神社
意非神社(おいじんじゃ、いひじんじゃ)は、鳥取県八頭郡若桜町にある神社。祭神は天饒日尊、神紋は違い矢紋。式内社、旧社格は村社。 概要天饒日尊の末裔が祖神を祀った神社である。平安時代の延喜式神名帳(927年)に記載されている千年以上の歴史を持つ古社で、若桜宿から八東川を越えた屋堂羅地区の入口の丘上に鎮座する。 古くは「意非の宮」と呼ばれ一ノ宮谷(不香田)にあったが、武内宿禰が境内より放った矢が落ちた地である矢落谷(=矢堂羅=屋堂羅)に遷座されたと伝わる。丘を下ったところに日本一の大きさの幟がある。 境内
1945年(昭和20年)ごろまで存在した意非神社の「五反のぼり」の再建として平成元年10月8日に建立された。 屋堂羅産の杉(樹齢100年、高さ31m)を竿としている。幟の大きさは縦26.8m、横1.8mで、畳30枚の広さに相当する。 揮毫は、幟が坂野重信、掲揚台が西尾邑次、記念碑は竹本憲治による。
明仁天皇即位20年を記念し、平成23年1月30日に建立された。 幟竿と同じく屋堂羅産の杉(樹齢80年以上、高さ18mを製材)にて建立。 大きさは縦10.8m、横9.2mで、木製鳥居では日本で五本の指に入る。(平成23年5月現在) 社号表揮毫は鳥取県神社庁庁長永江則英による。発起及び総責任者は、意非神社総代長伊井野政之による。
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