悪役商会(あくやくしょうかい)は、映画やドラマなどで悪役を演じる俳優により構成されたグループである。リーダー(会長)は八名信夫。株式会社ハワード所属(代表取締役・竹谷英子)。
概要
1983年、「悪役俳優だけで今までやったことのない仕事をやる」ことを目的に八名を中心とした12名で結成。グループの名前の由来は結成の記者会見を行った際、「悪役」を「紹介」したことから。2022年現在、所属する俳優は70名。
「悪役が犯罪を犯したら洒落にならない」というのが八名の信念で、軽微であっても罪を犯した役者は問答無用で脱退させている。
主な所属俳優など
※ 五十音順
かつて所属していた俳優
※ 五十音順
主な活動
舞台
CM
(団体での出演)
Vシネマ
その他
- 結成時より現在まで、老人ホームや刑務所などを訪問するボランティア活動を続けている。
- たけしの誰でもピカソのアートバトルに出場し、港のヨーコヨコハマヨコスカを替え歌で歌ったり、第九をアレンジして歌うも勝ち抜きはならなかった。
- めちゃ×2イケてるッ!の人気企画だった七人のしりとり侍にて野武士(しりとりの敗者を袋だたきにする集団)として商会の若手が出演していたが、その野武士達の行動が「いじめを助長するおそれがある」としてBRO(現BPO)の審議によりコーナー終了となった(コーナー終結宣言は会長の八名信夫が行っている)。最終回では突然のコーナー終了で困っている悪役商会の現状が語られ、滝川健は「しりとり侍の収入を当てにしていた新婚の奥様が悲しんでいる」、柴崎蛾王は「しりとり侍の収入を当てにしていた娘のランドセルが買えない」、桐生コウジは「しりとり侍の収入を当てにしていた30年の住宅ローンの行く先が超不安」とめちゃイケメンバーに訴えたが、皮肉とも取れるため真偽は不明(後に発売された「めちゃイケ大百科事典」の「野武士」の項にて同様の記述がある[要ページ番号])。
- TBSラジオ「あべこうじのポッドキャスト番長」内のコーナー「さっくんのひとりでできるかな」では、芸人でこの分野に関しては素人であった佐久間一行に「悪役商会」の5人がヤクザを演じるうえでの発声の仕方などを教えている。
- 「オレたちひょうきん族」の「ひょうきんベストテン」でチェッカーズのものまねをし、八名信夫が藤井フミヤを担当した。
脚注
外部リンク
関連項目