徳島都市圏(とくしまとしけん)とは、徳島県の徳島市を中心とする都市圏のことである。
概要
徳島県の北東部に位置し、高松都市圏と隣接する。また姫路、神戸、大阪及び和歌山都市圏と瀬戸内海を挟んで対峙している。徳島における都市雇用圏の人口は、680,467人となっている(2010年)。順位については下のとおりである。また、域内総生産は約2兆4916億円である[1]。
徳島都市圏の特徴として、以下のようなものがある。
- 徳島市(中心市)の人口が、四国の他の県庁所在地よりも少なく、また面積が狭い。そして四国の県庁所在地の中で唯一平成の大合併を行っていない。
- 徳島市(中心市)に隣接している松茂町、北島町、藍住町及び石井町など郊外の人口が増加傾向にある一方、徳島市や鳴門市などの核都市のそれは減少傾向にある。
- モータリゼーションが浸透しており、都市圏内を貫く国道11号、国道55号、国道192号沿いの市町の住民を中心に自家用自動車を用いての通勤が盛んである。また、それに伴う交通渋滞の発生が顕著である。
- 徳島都市圏の人口680,467人に対し、徳島県の人口は785,491人(ともに2010年国勢調査より)であり、同都市圏に県の人口の 86.6% が集中している。
- 徳島市が中心市となり、小松島市及び勝浦郡・名東郡・名西郡・板野郡の全町村と定住自立圏協定を締結している。
定義
10% 都市圏
2010年国勢調査の基準では徳島市を中心都市とした6市10町1村で都市雇用圏を構成し、2015年の人口は659,744人である[3]。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。
通勤率が最も高い自治体は北島町の32.84%であり、以下は通勤率上位5つの自治体である。
- 都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷
- 都市雇用圏を構成しない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
道路網
- 交差点
- 放射状道路
- 環状道路
- 都市計画道路住吉万代園瀬橋線(内環状線)
- 徳島県道29号徳島環状線(西・北・東環状線)
- 国道192号(南環状線)
- 高速道路
脚注
関連項目