御前崎サンホテル御前崎サンホテル(おまえざきさんほてる)は、かつて静岡県御前崎市に存在した静岡鉄道が運営を行っていたホテルである。 沿革
施設
閉鎖への経緯御前崎サンホテルは開業以来多くの宿泊客があったが、建物の老朽化がその間に進行していた。1982年(昭和57年)のピーク以降、日帰り客の増加や経済状況の悪化などで経営に行き詰まっていた。耐震工事や設備改善工事に多額の費用が掛かる(10億円以上と見積もられた)ということが明らかになり、経営に見合わないとして静岡鉄道側が閉鎖を決めたのである。 この経緯は前牧之原市長(当時は静岡県議会議員)の西原茂樹のWebサイト[7]に詳しい。 閉鎖後ホテルの閉鎖後は建物は解体され、更地となった後にカフェと日本財団が支援する「渚の交番御前崎」の建物が建設された。ホテル前の駐車場は営業時より御前崎市の市営駐車場になっており、これはそのまま存在している。 ホテルの前に存在するしずてつジャストラインのバス停は「御前埼灯台」と名称変更が行われた。だが、ここを発着するしずてつジャストラインのバス路線は2008年(平成20年)3月31日限りで廃止されている。 なお、同ホテルの近くにある別施設「御前崎グランドホテル」は現在も営業している。 注釈・出典
関連項目座標: 北緯34度35分46秒 東経138度13分39秒 / 北緯34.596168783478度 東経138.22738751194度 |