後眼人後眼人(こうがんじん)は中国に伝わる伝説上の人種である。後眼国という国に住んでいるとされる。 概説類書である王圻『三才図会』では、後眼人たち後頭部に目があり、結束力は韃靼(だったん)の人々に似ていると記されている。日本の『和漢三才図会』や奈良絵本『異国物語』などでもそれにそった解説がつけられている。奈良絵本『異国物語』では、むかし良阿[1]のひとがこの国の人々(後眼人)を目撃してとても驚いた、という内容が解説文に出て来る。 『三才図会』、『和漢三才図会』、『異国物語』などに描かれている後眼人の絵は、いずれも後頭部にある目は一つ、弓矢を手に持った姿で描かれている。 後眼人の登場する作品
脚注
参考文献
関連項目
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