廣田 瑞人(ひろた みずと、1981年5月5日 - )は、日本の男性総合格闘家。長崎県諫早市出身。CAVE所属。元DEEPライト級王者。元SRCライト級王者。元CAGE FORCEライト級王者。
来歴
幼少時代に相撲を経験。ボクシングではインターハイに2度出場している。21歳の時にプロ格闘家を目指し上京した。
2004年9月20日、第11回全日本アマチュア修斗選手権大会ウェルター級(-70kg)に参加し、優勝を果たした[1]。
2005年2月6日、プロ修斗デビュー。
2005年9月23日、修斗新人王決定トーナメント決勝で児山佳宏に判定勝ちし、ウェルター級新人王となった。
2007年2月17日、修斗環太平洋ウェルター級王座決定戦で中蔵隆志と対戦し、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
2007年12月1日、CAGE FORCE初参戦となったCAGE FORCE 05でシン・ドゥギと対戦し、開始16秒パンチラッシュでKO勝ち。
2008年4月5日、CAGE FORCE 06のCAGE FORCEライト級王座決定戦で鹿又智成と対戦し、パウンドでTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
戦極
2008年8月24日、戦極初参戦となった戦極 〜第四陣〜のライト級グランプリシリーズ1回戦でライアン・シュルツと対戦し、右スーパーマンパンチでKO勝ち。
2008年11月1日、戦極 〜第六陣〜のライト級グランプリシリーズ準決勝で横田一則と対戦し、0-3の判定負け。
2009年2月28日、CAGE FORCE EX -eastern bound-のライト級チャンピオンシップでパンクラスライト級王者井上克也と対戦し、1-1の判定ドローで王座の初防衛に成功した。
2009年5月10日、修斗で石田光洋と対戦し、パウンドでTKO勝ちを収めた。この試合は「戦極 vs. DREAM」として注目された。
2009年8月2日、戦極 〜第九陣〜の戦極ライト級チャンピオンシップで王者北岡悟と対戦し、TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。同年9月、戦極ライト級王座と並行しての防衛戦を行うことが難しいなどの理由によりCAGE FORCEライト級王座を返上した。同時期に長年所属したGUTSMAN・修斗道場を離脱し、フリーランスとなった。
2009年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜のDREAM vs SRC 対抗戦で青木真也と対戦し、ハンマーロックで右上腕を骨折し見込み一本負けを喫した[2]。
2010年1月6日、骨折した右上腕をプレートで固定する手術を受けた[3]。
2010年3月7日、SRC12にて、Dynamite!! 2009で青木に負けた責任を取るという理由によりSRCライト級王座の返上を発表。会場にいた谷川貞治K-1イベントプロデューサーに青木との再戦をアピールした[4][5]。
2010年4月3日にオープンした奥野"轟天"泰舗のジム「CAVE」所属となった[6]。
戦極解散後
2011年8月26日、1年8か月ぶりの試合となったDEEP 55 IMPACTのDEEPライト級タイトルマッチで菊野克紀の持つ王座に挑戦し、5-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2012年4月6日、DEEPライト級王座を返上することが発表された[7]。
2012年7月14日、Strikeforce初参戦となったStrikeforce: Rockhold vs. Kennedyでパット・ヒーリーと対戦し、奮戦するも0-3の判定負けを喫した。
UFC
2013年3月3日、UFCと契約を交わし、日本で開催されたUFC on Fuel TV 8でハニ・ヤヒーラと対戦し、0-3の判定負け。この試合がフェザー級転向初戦となった。
2013年6月8日、UFC on Fuel TV 10でホドリゴ・ダムと対戦し、1-2の僅差の判定負け。
DEEP
2014年4月29日、DEEP 66 IMPACTの68kgワンマッチで中村大介と対戦し、3-0の判定勝ち。
2014年10月26日、DEEP 69 IMPACTで今成正和と対戦し、パウンドで2RTKO勝利を収めた。
Road to UFC: Japan
2015年、リアリティ番組「Road to UFC: Japan」に参加。ロイ・ネルソン率いるチーム・ネルソンに所属。フェザー級トーナメント1回戦で太尊伸光と対戦し、2-0の判定勝ち。準決勝でDJ.taikiと対戦し、3-0の判定勝ちを収め決勝進出を果たした。
2015年9月27日、UFC Fight Night: Barnett vs. NelsonのRoad to UFC: Japan決勝で石原夜叉坊と対戦し、1-1の判定で引き分けたものの、UFCとの契約を勝ち取った。
UFC
2016年12月17日、UFC復帰戦となったUFC on FOX 22でコール・ミラーと対戦し、3R判定勝ち。
2017年6月11日、UFC Fight Night: Lewis vs. Huntでアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと対戦し、3R判定負けを喫した。
2017年9月、UFC Fight Night: Saint Preux vs. Okamiに出場予定だったが、前日計量の際にふらつくなど体調不良によりドクターストップとなり試合前日に欠場となった。廣田はこの後、フェザー級からライト級に階級を戻した。
RIZIN
2019年7月28日、RIZIN.17で元REALスーパーライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザと対戦し、右フックでダウンを奪われパウンドで1RKO負けを喫した。試合後インタビューでは引退をするかのような発言をし、総合格闘技の試合はこの試合が最後となっている[8]。
2021年2月21日、DEEP 100 IMPACTにて、菊野克紀・横田一則・松本晃市郎らと共にスペシャルエキシビションに参加。4人でグラップリングタッグマッチを行った。
戦績
プロ総合格闘技
総合格闘技 戦績
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28 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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18 勝
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10
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0
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8
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0
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2
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0
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11 敗
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1
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1
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7
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0
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アマチュア総合格闘技
勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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○ |
柴博 |
不戦勝 |
第11回全日本アマチュア修斗選手権大会 【ウェルター級 決勝】 |
2004年9月20日
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○ |
西岡裕 |
4分1R終了 ポイント20-19 |
第11回全日本アマチュア修斗選手権大会 【ウェルター級 準決勝】 |
2004年9月20日
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○ |
田口公一 |
4分1R終了 ポイント22-20 |
第11回全日本アマチュア修斗選手権大会 【ウェルター級 2回戦】 |
2004年9月20日
|
○ |
島田久嗣 |
4分1R終了 ポイント24-20 |
第11回全日本アマチュア修斗選手権大会 【ウェルター級 1回戦】 |
2004年9月20日
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獲得タイトル
脚注
関連項目
外部リンク
前王者 北岡悟
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第2代戦極ライト級王者
2009年8月2日 - 2010年3月7日
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空位 次タイトル獲得者 王座廃止
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