府中市の歌
「府中市の歌」(ふちゅうしのうた)は、日本の東京都府中市が制定した市歌である。作詞・村野四郎、作曲・平井康三郎。 解説
1969年(昭和44年)の市制15周年記念事業として、市民憲章および市木(ケヤキ)・市花(ウメ)市鳥(ヒバリ)と合わせて10月5日付で制定された[1]。憲章の条文案および木・花・鳥は市民を対象に公募を行ったのに対し[1]、市歌は他の自治体で広く行われる歌詞の懸賞募集ではなく地元(旧北多摩郡多磨村)出身の詩人で「巣立ちの歌」や童謡「ぶんぶんぶん」の作詞がよく知られている村野四郎に依頼された[2]。歌詞は全1番の混声合唱で例規集の制定告示においては「混声四部」と指定されているが[3]、文献によっては「斉唱または二部合唱」とする場合もある[4]。 制定時にビクターレコードが立川澄人の歌唱によるソノシート(規格品番:FM-5898)を作成しており[5]、翌1970年(昭和45年)3月には希望者に対して楽譜の配布が行われた[1]。府中市役所では演奏の機会について「市民体育大会の開会式などで使用されている」とする[2]。 参考文献
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