広見町(ひろみちょう)は、かつて岐阜県可児郡にあった町である。
1955年に新設合併により可児郡可児町となり、後に市制施行し可児市となっている。広見町は可児市の中心となった町のひとつであり、現在の可児市東部に相当し、可児市役所の所在地である。
歴史
- 江戸時代末期、この地域は美濃国可児郡に属し、天領、尾張藩領、旗本領が混在する地であった。
- 1868年(明治元年)時点で、後に広見町になる村は、村木村、乗里村、下田尻村、伊川村、山岸村、田尻村、小作村、瀬田村、石森村、石井村、柿田村、東柿田村、渕之上村、平貝戸村であった。
- 1874年(明治7年)9月 - 村木村、乗里村、下田尻村、伊川村、山岸村、田尻村、小作村が合併し、伊香村になる。
- 1885年(明治8年)1月 - 柿田村と東柿田村が合併し、柿田村になる。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 伊香村、瀬田村、石森村、石井村、柿田村、渕之上村、平貝戸村が合併し、広見村になる。
- 1924年(大正13年)1月1日 - 広見村が町制施行し、広見町になる。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 今渡町、土田村、久々利村、平牧村、春里村、帷子村と合併し可児町となる。同日、広見町廃止。
学校
交通
脚注
- ^ 1918年に東濃鉄道が開業した時は広見町に存在。1928年に移転後は今渡町の駅になったが、名称は変更されなかった。
- ^ 1930年に国鉄広見駅から独立。広見駅に隣接し、今渡町の駅
- ^ 伏見町の最寄駅であるが、所在地は広見町である。
関連項目