広島県立油木高等学校(ひろしまけんりつ ゆき こうとうがっこう)は、広島県神石郡神石高原町油木にある公立の高等学校である。
概要
- 歴史
- 1922年(大正11年)に開校した農学校(実業学校)を前身とする。1948年(昭和23年)の学制改革により新制高等学校となった。2017年(平成29年)に創立95周年を迎える。
- 設置課程・学科
- 全日制課程 2学科
- 校是
- 「良識・誠実・健康」
- 校歌
- 作詞は葛原しげる、作曲は梁田貞による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「油木高校」が登場する。
- 姉妹校
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- 特色
- 産業ビジネス科ではナマズを活かした稲作や、ナマズ料理の考案・研究(ナマズプロジェクト)が行われている。
沿革
- 1922年(大正11年)
- 1923年(大正12年)4月1日 - 県立移管により「広島県立油木農学校」に改称。
- 1925年(大正14年)4月30日 - 女子部(修業年限2年)を設置。
- 1941年(昭和16年)2月8日 - 男子部の修業年限を3年に変更。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 女子部の修業年限を3年に変更。
- 1948年(昭和23年)
- 5月3日 - 学制改革により農学校が廃止され、新制高等学校「広島県油木高等学校」に改称。通常制普通課程、農業課程、女子農業科を設置。
- 6月30日 - 定時制分校を3校(豊松、小畠、牧)を設置。
- 1949年(昭和24年)4月30日 - 高校三原則に基づく公立高等学校再編により通常制普通課程、農業課程、生活課程を設置。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 通常制畜産課程を設置。
- 1959年(昭和34年)4月1日 - 定時制牧分校を「定時制神石分校」と改称。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 生活科を「家政科」と改称。
- 1962年(昭和37年)4月1日 - 通常課程を「全日制課程」と改称。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 家政科を「生活科」に改称(再)。神石分校に全日制課程農業科・家政科を設置。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 定時制分校2校の募集を停止し、本校全日制に生活科(1学級)を増設。
- 1968年(昭和43年)
- 3月31日 - 定時制豊松分校、小畠分校を廃止。
- 10月1日 - 「広島県立油木高等学校」(現校名)に改称(県の後に「立」が付される)。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 農業科と畜産科の募集を停止し、農業経営科を設置。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 神石分校の農業科と家政科の募集を停止し、普通科を設置。
- 1978年(昭和53年)4月1日 - 神石分校の募集を停止。
- 1980年(昭和55年)3月31日 - 神石分校を廃止。
- 1983年(昭和58年)4月1日 - 生活科の募集を停止。
- 1985年(昭和60年)3月31日 - 生活科を廃止。
- 1991年(平成3年)4月1日 - 農業経営科の募集を停止し、産業ビジネス科を設置。
- 1993年(平成5年)3月31日 - 農業経営科を廃止。
- 2011年(平成23年)- 神戸夙川学院大学において開かれた第3回観光甲子園にてグランプリ(観光庁長官賞)を受賞。
- 2013年(平成25年)8月15日 - オーストラリアクイーンズランド州にあるバンダバーグクリスチャンカレッジと姉妹校締結。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 神石高原町立神石高原中学校、神石高原町立三和中学校の2校と連携型中高一貫教育を開始。
- 2016年(平成28年)1月 - 寄宿舎を改築。
部活動
交通
- 最寄りのバス停留所
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- 最寄りの幹線道路
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脚注
関連項目
外部リンク