巣山ひろみ

巣山 ひろみ
(すやま ひろみ)
誕生 1963年????
日本の旗 広島県
職業 児童文学作家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2012年 -
ジャンル 児童文学
主な受賞歴 中国短編文学賞優秀賞(2008年)
ゆきのまち幻想文学賞長編賞(2010年)
児童文芸新人賞(2013年)
産経児童出版文化賞(2021年)
デビュー作 『雪ぼんぼりのかくれ道』
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巣山 ひろみ(すやま ひろみ)は、日本小説家児童文学作家[1]

経歴・人物

広島県生まれ[2]。パン屋に勤務する傍ら、創作活動を続けている[2]

2008年、「声」で中国新聞社が主催する第40回中国短編文学賞優秀賞を受賞[3]。 2010年、『ゆきのまち通信』が主宰する第20回ゆきのまち幻想文学賞の長編部門で「雪の翼」が長編賞を受賞し、一般部門で「青い手」が入選する[4]。 2013年、連作短編集『逢魔が時のものがたり』で一般社団法人日本児童文芸家協会が主催する第42回児童文芸新人賞を受賞[5][6]。同作は、逢魔が時から物語を生み出す感性や、読者を不思議な世界に引き込んで魅了する表現力が評価された[6]。『バウムクーヘンとヒロシマ - ドイツ人捕虜ユーハイムの物語』で第68回産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。

作品リスト

単行本

  • 『雪ぼんぼりのかくれ道』(国土社) 2012年1月
  • 『逢魔が時のものがたり』(学研プラス) 2012年7月
  • 『おばけのナンダッケ』(国土社) 2013年7月
  • 『わすれもののおつかい おばけのナンダッケ』(国土社) 2013年10月
  • 『はじめてのともだち おばけのナンダッケ』(国土社) 2014年2月
  • 『パン屋のイーストン』(出版ワークス) 2016年10月
  • 『イーストンと春の風』(出版ワークス) 2017年3月
  • 『イーストンと音楽会』(出版ワークス) 2018年9月
  • バウムクーヘンとヒロシマ - ドイツ人捕虜ユーハイムの物語』(くもん出版) 2020年6月
  • パンフルートになった木』(少年写真新聞社) 2020年7月
  • 『ちょいこわ 石の耳』(岩崎書店) 2020年12月

アンソロジー収録作品

「」内が巣山の作品。

  • 「おまけの引出し」( JOMO童話賞作品集、『童話の花束 その31』収録) 2000年
  • 「十五歳」(企画集団ぷりずむ、『ゆきのまち幻想文学賞小品集 13』収録) 2004年1月
  • 「椿」「一分間」(企画集団ぷりずむ、『ゆきのまち幻想文学賞小品集 14』収録) 2005年1月
  • 「πの音楽」(企画集団ぷりずむ、『ゆきのまち幻想文学賞小品集 16』収録) 2007年1月
  • 「雪玉」(企画集団ぷりずむ、『ゆきのまち幻想文学賞小品集 18』収録) 2009年3月
  • 「霊界から来たカラス」(国土社、『怪談図書館 12 ホラー遊園地で待ってる』収録) 2009年9月
  • 「峠の酒蔵」(企画集団ぷりずむ、『ゆきのまち幻想文学賞小品集 19』収録) 2010年3月
  • 「青い手」(企画集団ぷりずむ、『ゆきのまち幻想文学賞小品集 20』収録) 2011年4月
  • 「椀の底」(企画集団ぷりずむ、『ゆきのまち幻想文学賞小品集 21』収録) 2012年3月
  • 「蝶」(PHP研究所、『だれがアケル!? 呪いのトビラ』収録) 2014年3月
  • 「銀河のものおくり」(学研プラス、『名作転生 3』収録) 2017年10月

雑誌掲載作品

  • 「石の舟は月へ向かう」(日本児童文芸家協会、『児童文芸』 2014年1月号 - 6月号に連載)
  • 「紅」(日本児童文芸家協会、『児童文芸』2015年4月号に掲載)

脚注

出典

関連項目