川端正久

川端 正久(かわばた まさひさ、1944年5月2日[1] - )は、日本政治学者龍谷大学名誉教授。専門は国際政治学アフリカ政治論[2]

来歴

大阪府にて出生[2]1967年京都大学法学部(法律学)卒業[3]1972年、京都大学大学院法学研究科(政治学)修士課程修了[2][3]名古屋大学にて博士(法学)[2]

舞鶴工業高等専門学校助教授を経て、1980年龍谷大学法学部助教授、1981年教授[1]。2000年学部長[1]。2013年定年退職。この間、1982年ダルエスサラーム大学研究員、1988年客員教授[1]

所属学会

著書

単著

  • 『資本主義の全般的危機論(第1集)』ナウカ京都出張所、1968年。ISBN 978-4589009012 
  • 『政治学と民族・植民地問題』法律文化社、1980年。ISBN 978-4589009012 
  • 『コミンテルンと日本――1919年3月-1922年1月』法律文化社、1982年。 
  • 『アフリカ危機の構造』世界思想社、1987年。ISBN 978-4790703105 
  • 『アフリカの政治を読む』法律文化社、1990年。ISBN 978-4589015457 
  • 『アフリカ人の覚醒――タンガニーカ民族主義の形成』法律文化社、2002年。ISBN 978-4589026187 
  • 『アフリカ・ルネサンス――21世紀の針路』法律文化社、2003年。ISBN 978-4589026705 

共著

  • 『日本政治の視角』法律文化社、1988年。ISBN 978-4589013859 福井英雄、上田惟一、形野清貴との共著。新版は1992年刊

編著

共編著

  • 『現代政治』法律文化社、1988年。ISBN 978-4589013682 的場敏博との共編著
  • 『南部アフリカ――ポスト・アパルトヘイトと日本』勁草書房、1992年。ISBN 978-4326350896 佐々木建との共編著
  • 『南アフリカと民主化――マンデラ政権とアフリカ新時代』勁草書房、1996年。ISBN 978-4326350889 佐藤誠との共編著
  • 『新生南アフリカと日本』勁草書房、1994年。ISBN 978-4326350964 佐藤誠との共編著
  • 『アフリカ国家を再考する』晃洋書房〈龍谷大学社会科学研究所叢書〉、2006年。ISBN 978-4771017306 落合雄彦との共編著
  • 『紛争解決 アフリカの経験と展望』ミネルヴァ書房〈アフラシア叢書〉、2010年。ISBN 978-4623057924 落合雄彦、武内進一との共編著
  • 『アフリカと世界』晃洋書房〈龍谷大学社会科学研究所叢書〉、2012年。ISBN 978-4771023215 落合雄彦との共編著

脚注

  1. ^ a b c d 日外アソシエーツ編『新訂 現代日本人名録2002』 (第2巻 かな~せ)、日外アソシエーツ、2002年1月28日、222頁。ISBN 978-4816916953 
  2. ^ a b c d 「教員詳細」(龍谷大学HP内)
  3. ^ a b c d e f g 「川端正久」(ReaD & Researchmap内)。