佐藤 誠(さとう まこと、1948年 - )は、日本のアフリカ研究者。専門は、南アフリカ地域研究、比較社会学。
東京都立大学 (1949-2011)人文学部卒業後、新聞記者を経て、リーズ大学で博士号取得。現在、立命館大学国際関係学部教授。
著書
単著
- 『飢餓からの解放――南部アフリカの自立と協同組合運動』(芽ばえ社, 1984年)
- 『アフリカ協同組合論序説』(日本経済評論社, 1989年)
編著
- 『協同組合の拓く町――スペイン・モンドラゴンの実験』(芽ばえ社, 1984年)
- 『地域研究調査法を学ぶ人のために』(世界思想社, 1996年)
- 『南アフリカの政治経済学――ポスト・マンデラとグローバライゼーション』(明石書店, 1998年)
- 『社会開発論――南北共生のパラダイム』(有信堂高文社, 2001年)
- 『越境するケア労働:日本・アジア・アフリカ』日本経済評論社、2010年
共編著
- (川端正久)『新生南アフリカと日本』(勁草書房, 1994年)
- (川端正久)『南アフリカと民主化――マンデラ政権とアフリカ新時代』(勁草書房, 1996年)
- (アントニー・J・フィールディング)『移動と定住――日欧比較の国際労働移動』(同文舘出版, 1998年)
- (安藤次男)『人間の安全保障――世界危機への挑戦』(東信堂, 2004年)
- Protecting Human Security in a Post 9/11 World: Critical and Global Insights, co-edited with Giorgio Shani and Mustapha Kamal Pasha, (Palgrave, 2007).
- (奥田宏司・原毅彦・文京洙)『エティック国際関係学』(東信堂, 2011年)
訳書
- ヘンク・トマス, クリス・ローガン『モンドラゴン――現代生産協同組合の新展開』(御茶の水書房, 1986年)
- ウィリアム・ホワイト, キャサリン・ホワイト『モンドラゴンの創造と展開――スペインの協同組合コミュニティー』(日本経済評論社, 1991年)
- J・アール『イタリア協同組合物語』(リベルタ出版, 1992年)
- ヴッパタール研究所編『地球が生き残るための条件』(家の光協会, 2002年)
- マーティン・ワイト『国際理論――三つの伝統』(日本経済評論社, 2007年)