川崎ルフロン
川崎ルフロン(かわさきルフロン、LeFRONT)は、神奈川県川崎市川崎区の川崎駅前にあるショッピングセンターである。 概要1988年3月11日に三菱電線工業が川崎西武と丸井川崎店、そして30の専門店で構成する商業施設として開業した。2003年8月10日に核テナントの1つとして入居していた川崎西武が経営不振により撤退し、2004年3月3日にヨドバシカメラと80の専門店が入居した。2018年1月14日には丸井川崎店も2006年9月28日に川崎駅西口北に開業したラゾーナとの競合により撤退した。 2003年、三菱電線工業から三菱地所に所有権が譲渡された。2013年に三菱商事系の上場REIT(不動産投資信託)である日本リテールファンド投資法人が所有権を取得。ファンドの運用企業である三菱商事・ユービーエス・リアルティ(本社:東京都千代田区)が水族館誘致などの改装計画を進め[2]、2019年から2020年にかけてリニューアルを行った。また、建物の一部は川崎鶴見臨港バスの子会社である臨港エステートが所有している。 施設運営は2014年から住商アーバン開発株式会社が行っている。建物の名称は菱星ショッピングセンターとして登記されている。 ロゴマークは、1988年から2003年までは緑で「LeFRONT」と書かれていた。カタカナロゴは、ゴシック体で「ルフロン」と書かれ、1998年からは「ルフロン」が、丸いようなオリジナルフォントになった。[3] 2004年のリニューアルで、ロゴが変更になった。「LeFRONT」は、青いロゴに変わった。ただし、Fの真ん中の横棒は上に上がっていて、オレンジ色だった。「ルフロン」も変わった。2020年のリニューアルで、色は統一し、「ルフロン」のロゴもなくなったが、現在も、ヨドバシカメラなどで見られる。 フロア構成建物は地上10階、地下2階。地下1階から地上10階までは物販・飲食店、学習塾などが営業し、地下2階には駐車場がある。 8階には川崎最大級のスポーツショップ「スーパースポーツゼビオ」、9階には献血ルームなどが入居している。 9階 - 10階では水族館「カワスイ 川崎水族館」が2020年7月17日に開業した[4][5][6]。 屋上には2009年11月1日にフットサルコート「銀座deフットサル川崎ルフロンスタジアム」がオープンした。それ以前は2004年のリニューアル時からザ・ガーデン横浜が営業していた。 地下はアゼリアと接続している。 川崎フロンターレのサポートカンパニーである。 主なテナント→出店テナントの詳細については公式サイト「ショップリスト」を参照
丸井川崎店は、当初は1階から9階まで入居していたが、2008年と2011年に段階的にフロアを縮小し、売り場は1階から7階までとなった。ピーク時の1991年度には169億円の売り上げがあったが、2016年度には39億円まで落ち込み、2018年1月をもって閉店した。 かつては紀伊國屋書店が出店していたが、2008年1月に丸井川崎店の全館リニューアルに伴い撤退した。 川崎西武は株式会社川崎西武百貨店が運営していたが、後に川崎西武本体へ合併された。2003年の川崎西武撤退前まで10階には「ルフロン号」と付けられたからくり時計がルフロンシースルーエレベーターホール前に設置されていたが、リニューアルを期に終了・撤去され、設置箇所はその後、展示スペースとして使用されている。
駐車場脚注
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