岡山理科大学附属中学校・高等学校
岡山理科大学附属中学校・高等学校(おかやまりかだいがくふぞくちゅうがっこう・こうとうがっこう、英字表記:Okayama University of Science High School、英略称:OUSHS) は、岡山県岡山市北区理大町にある私立中学校・高等学校である。経営は学校法人加計学園で本部も同敷地内に置かれている。岡山理科大学の附属学校であり、これを頂点とする「加計学園系列学校」の一つ。 通称は中学・高校共通で「岡理」「岡山理大附(理大附)」であるが、高校側に限定した場合には「理大高」「理大附高」、中学側に限定した場合は「理大中」「理大附中」「理中」などの通称が使われる事もある[2]。意識的に中学高校の双方を総する事を強調する場合には「理大附中高」の通称も用いられる。なお、岡山県内で単に「附中」とすると岡大附中を指す。 沿革
学科編成中学校SRクラス 3年間コース 目標:難関県立高校を目指すルート 3年間教育ルートでは、県立高校入試対策講座を中心に、外部受験を積極的にサポート。県立高校受験者にも附属高校への進学が原則保障されているため、第1志望校に全力で挑戦できます。
6年間コース(旧中高一貫コースに類似) 目標:難関国公立大学を目指すルート 6年間教育ルートでは、新大学入試に完全対応したカリキュラムやサポート体制のもと、国公立大学や難関私立大学を目指します。
10年間コース(一部旧理大コースに類似) 目標:探究活動を極めるルート 10年間ルートでは、中学入学時点で岡山理科大学などの関連校への進学を原則保障することで、過度な知識詰め込み学習を回避し、自分の興味・関心を探究することができます。 高等学校
文系・理系を問わず進路に合わせて科目が選択できる。国公立大学、関連大学をはじめとする私立大学へのの進学を目指す。
IBでは国際的な教養を身につけた優秀な人材を育成するコース。
健康科学(運動学など)やトレーニングの理論を学習し、スポーツ科学実習で得たデータを分析することで、科学的根拠に基づいたトレーニング方法を自ら考え取り組んでいきます。
建学の精神
校訓以下の言葉が生徒心得たる「校訓」に掲げられている。
教育理念「一人一人の能力を最大限に引き出し伸ばすとともに、自ら学び自ら考える人間を育てる教育」を旗印に、重点的な教育方針として以下の目標を掲げている。
著名な出身者野球
ソフトテニス
サッカー格闘その他スポーツ芸能系列大学・短期大学これらの大学では理大附高に対して「関連校入試」が開かれており、より有利な条件で以下の学校に進学することができる。ただし、そのためには校内指定条件(学業評定平均値と数回に亙る学内進学選抜試験)をクリアすることが必須となっている。付属高校ではあるが、いわゆる完全エスカレーター方式は採用しておらず、一種の半エスカレーター方式となっている。 学校法人加計学園学校法人 順正学園→詳細は「加計学園グループ」を参照
部活動ソフトテニス(軟式テニス)が全国屈指の強豪である。卒業生の活躍も目覚ましく日本代表を輩出し、国際タイトルも多数獲得している。 ソフトテニス部
野球部→「岡山県の高校野球」および「全国高等学校野球選手権大会 (岡山県勢)」も参照
1962年に創部。1980年春(第52回)にて全国大会への初出場を果たす。以降、春の選抜大会に5回、夏の全国選手権に5回の全国大会出場を果たしており、1999年夏(第81回)に岡山県勢初の全国選手権決勝進出および準優勝という成果を叩き出した。岡山県の高校野球においては歴史の浅さ[5]から伝統校・強豪校と見なされる事は少ないが、1990年代以降、県大会・地方大会のシード枠を獲得する機会の多い新興校として知られる。 高校野球全国大会出場歴
その他の部活動サッカー部は、第79回全国高等学校サッカー選手権大会に出場した。 女子バレーボール部は、2013年インターハイや第66回春の高校バレーに出場した。 相撲部は全国高等学校相撲選抜大会個人優勝1回・団体3位1回、全国高等学校総合体育大会相撲競技大会ベスト8を2回の実力校である。もっとも、2011年度以降は他に高校相撲部の加盟校が県内に存在しないことから県予選不戦勝で全国大会への出場を続けており、2021年には部員不足等の窮状が産経新聞で報道された[6]。 → 中学部活の詳細については、岡山理科大学附属中学校・部活動紹介参照
→ 高校部活の詳細については、岡山理科大学附属高等学校・部活動案内参照
※中学の部活動に関しては、場合により附属高校に在籍する競技・部活動上の先輩や部活指導者(高校部活動顧問および監督)の指導を受ける事が出来る。 アクセス
周辺スポット
脚注
関連項目
外部リンク |