山野由美子
山野 由美子(やまの ゆみこ、1988年7月27日 - )は、石川県金沢市出身の元ハンドボール選手。日本ハンドボールリーグのソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、韓国リーグのSKシュガーグライダーズ(SK슈가글라이더즈)に所属していた。 経歴小松市立高等学校時代は2005年に第1回アジアユース選手権大会の日本代表U-18に選出され[1]、2006年には第1回女子ユース世界選手権の日本代表U-18に選出された[2]。 高校卒業後は筑波大学へ進学。2008年から年齢別強化指定選手に選ばれ[3]、同年の関東学生ハンドボール・春季リーグでは優秀新人賞を受賞[4]。2010年の全日本学生ハンドボール選手権大会(インカレ)では優秀選手賞を受賞した[5]。同年の関東学生ハンドボールの春季・秋季リーグでも優秀選手賞を受賞している[6][7]。 2011年に日本ハンドボールリーグのソニーセミコンダクタへ加入[8]。加入直後の4月に行われた日韓定期戦で日本代表に初選出された[9]。同年7月の第1回全日本社会人ハンドボール選手権大会では最優秀新人賞を受賞[10]。日本リーグ開幕前にはロンドンオリンピック・アジア予選の日本代表に選出された[11]。 2011-12年シーズンは1年目ながらリーグ2位の得点(109得点)を記録し、7mスローはリーグトップの35得点を挙げ[12]、最優秀新人賞とベストセブンに選ばれた[13]。シーズン途中には第20回女子世界選手権の日本代表に選出され、6得点を挙げた[14]。 2012年はロンドン五輪・世界最終予選の日本代表に選出された[15]。 この年は肩の怪我により出場機会を減らす。 2014-15年シーズンは怪我により全試合欠場。 2015年、2年間の怪我を乗り越え、No Pain, No Gainをモットーとして復帰。 2017-18年シーズン、主将に就任[16]。2017年のジャパンカップではJHL選抜に選ばれた[17]。同年の第7回社会人選手権ではベストセブンに選出[18]。 2018-19年シーズン、練習中に前十字靭帯を痛め、リーグ後半戦を欠場。 2020年2月1日、リーグ戦に復帰。7mスロー役として残り試合に出場。2月9日にはリーグ通算300得点を達成した。 2020年4月、現役引退を発表。リーグ戦プレーオフが新型コロナウイルスの影響により中止となったため、2月23日のアランマーレとのリーグ最終戦(国分体育館)が国内最後の出場となった。 2020年10月、韓国のSKシュガーグライダーズからのオファーを受け、 引退を撤回して現役復帰。1シーズンプレーし、再度現役引退した。 独特のフォームからの左腕で豪快に投げるロングシュートを武器とし、肩や膝の大怪我に苦しみながらも10年間活躍した。 詳細情報年度別成績
タイトル・表彰日本ハンドボールリーグ
社会人選手権
記録日本ハンドボールリーグ
背番号
代表歴日本代表日本代表U-20
日本代表U-18
脚注
外部リンク |