山本高樹山本 高樹(やまもと たかき、1964年 - )は、日本のジオラマ作家。映画、コマーシャル、テレビなどの映像美術、博物館などの展示美術の製作を手掛ける。昭和の町並みや民家などをテーマに制作したジオラマを制作している。 略歴1964年、千葉県市川市生まれ。世田谷区立玉川中学校、都立桜町高校を経て、日活芸術学院に進学。卒業後、映画、テレビ、CMなどの映像美術の仕事に携わる。1998年、「帝都物語」の特撮美術や、1992年、「七人のおたく cult seven」のフィギュア・ジオラマを制作[1]。1990年頃から、古い町並み、古民家などに興味を持ち、各地を取材し、昭和の町並みとそこに住まう人々をテーマにジオラマ作品を作成するようになる[2]。CG、コンピューター、デジタルに押されて、模型部門の仕事が減り、2001年からジオラマ作家として独立[3]。昭和の心象風景シリーズ」の制作を開始。2004年、東京都青梅市に、作品ギャラリー『昭和幻燈館』を開館。名誉館長となる。2012年、NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のタイトルバックのジオラマを作成し、注目を集めた[4]。現在、このジオラマは、NHK放送博物館で展示されている。 2020年には、トキワ荘マンガミュージアムの公開に伴い、トキワ荘ジオラマを作成[5]。現在ではジオラマ作家として、昭和を舞台としたジオラマ作品を中心に制作・販売している。 山本高樹 昭和幻風景ジオラマ展単なる情景模型ではない、今はない日本の原風景を『幻風景』として蘇らせるというテーマをもとに開催されたジオラマ展。2012年、日本橋高島屋店の展示を皮切りに、全国20箇所以上で展示会が行われた。
作品
出版・連載
放送
プラモデル・模型
その他
脚注
関連項目
外部リンク |