屋内町
屋内町(やないちょう)は、三重県鳥羽市の町[9][10]。山林を切り開いた新興住宅地である[11]。住民基本台帳に基づく2019年(令和元年)12月31日現在の人口は341人[4]、2015年(平成27年)10月1日現在の面積は0.083304276 km2[3]。郵便番号は517-0013である[5]。 地理鳥羽市の北西部に位置する。町内はほぼ住宅地から成り、町名制定前は堅神町の一部で、「黒田団地」および「堅神団地」と通称していた[12]。一部地域が第一種低層住居専用地域(容積率100%、建ぺい率60%、高さ制限10 m)および第一種中高層住居専用地域(容積率200%、建ぺい率60%)に指定されている[13]。住居表示実施地域である[1][2]。 北から東にかけては池上町、東から南・西・北にかけては堅神町と接する。 小・中学校の学区
歴史1964年(昭和39年)より「堅神団地」として開発が始まり[15]、同時期に「黒田団地」の開発も始まった[16]。1967年(昭和42年)9月1日[1][2]、堅神団地の大部分が独立し池上町が成立した[1][17]。これに遅れること7年後、1974年(昭和49年)11月1日に[1][2]黒田団地および堅神団地の一部を堅神町から分離し、屋内町が成立した[11]。同時に住居表示が実施された[1][2]。また同時に、池上町の範囲が拡張されている[18]。屋内町発足時の人口は224人であった[16]。 沿革
人口の変遷
町名の由来町名の制定前は、黒田団地と通称されていた[12]。新町名制定に当たり、新町域の大部分が堅神町の小字屋内谷(やないだに)であったことにちなみ、屋内町と命名された[9]。 町名の変遷
経済2015年(平成27年)の国勢調査による15歳以上の就業者数は184人で、第一次産業が0人(0%)、第二次産業が40人(21.7%)、第三次産業が144人(78.3%)となっており、産業別では多い順に卸売業・小売業(36人・19.6%)、製造業(31人・16.8%)、宿泊業・飲食サービス業(23人・12.5%)、医療・福祉(18人・9.8%)、サービス業〔他に分類されないもの〕(16人・8.7%)の順になる[21]。 2014年(平成26年)の経済センサスによると、屋内町の全事業所数は9事業所、従業者数は40人である[22]。具体的には建設業が3、小売業が2、不動産賃貸業・管理業、専門サービス業(他に分類されないもの)、娯楽業、廃棄物処理業が各1事業所となっている[22][23]。全9事業所のうち5事業所が従業員4人以下の小規模事業所である[23]。 交通鉄道屋内町に鉄道は通っておらず、最寄り駅は近鉄近鉄鳥羽線池の浦駅である[24]。同駅から屋内町まで徒歩で7 - 10分程度かかり[24]、かもめバス(鳥羽市営バス)鳥羽小学校〜石鏡港線で結ばれている[25]。 路線バス2020年(令和2年)現在、池上町にはかもめバス(鳥羽市営バス)が乗り入れており、屋内町バス停がある[25]。
道路施設
脚注
参考文献 |