寺嶋潔

寺嶋 潔（てらしま きよし、1935年7月2日 - ）は、日本の運輸官僚。帝都高速度交通営団総裁を務めた。

来歴・人物

愛知県出身[1]。1960年に東京大学法学部公法学科を卒業し、同年に運輸省に入省した[1]。1985年6月に大臣官房審議官、1989年6月に貨物流通局長、1990年6月に国際運輸・観光局長、1991年7月に運輸審議官を歴任した[1]。1993年7月に帝都高速度交通営団副総裁に就任し、1996年7月に総裁に昇格し、2000年に日比谷線事故で責任を取る形で辞任した[1][2]。

2002年2月に海事産業研究所の理事長兼所長に就任[3]。

営団最後の総裁土坂泰敏が2022年に死去して以来、営団総裁経験者最後の存命者となっている。

脚注

1. ^ 興信データ株式會社 2003, て13頁.
2. 2000年　6月29日　日本経済新聞　朝刊　p7
3. 海産研究所／理事長兼所長に元営団総裁の寺嶋氏が就任（日本海事新聞）

参考文献

• 興信データ株式會社『人事興信録 第42版 下』興信データ、2003年。