『家族』(かぞく)は、1977年11月10日~1978年11月2日にTBS系列で放映されたテレビドラマ。
概要
「離婚」「再婚」「婚約と結婚」「夫婦」の4つをテーマに[1]、東京に住む大学教授の一家と、その一家をめぐる周りの人々との人間群像、様々な出来事・事件などを描いていった。
なお、それ以前にも1976年12月12日・12月19日に『東芝日曜劇場』においてほぼ同キャストの作品が製作されている。
スタッフ
出演
- 外川さき:京塚昌子
- 明るく大らかな性格をもって過ごしていたが、夫・伸介に自分にも知らない過去があることがわかり、今までの幸せは本当の物だったのかどうか思い始める。
- 外川伸介:山村聡
- さきの夫で、67歳。国文学を教える大学教授。普段は物静かな性格。30年前はさきの他に愛人がおり、その元愛人と金沢で再会する。
- 館野重夫:草刈正雄
- さきの孫(長女・和の息子)。父は病死し、母・和はパリに滞在していた(のちに帰国)ことから祖父母の元で暮らす。大学受験に二度失敗し、二浪した後、東京大学に合格。しかし和が新しい父を連れて帰国、自分と同い年の兄弟も出来た。
- 香:大竹しのぶ
- 佳代:長山藍子
- 外川和:香川京子
- さきの長女で重夫の母。
- 外川つる子:浜木綿子(さきの次女)
- 外川智:佐良直美
- さきの三女。児童研究所勤務。独立して一人暮らし。
- 外川千江:小川知子
- さきの四女。小学校の教諭で、三年生の担任。ある日、子持ちの銀行員との縁談が持ちかけられる。
- 高田修吉:下元勉
- 外川家の隣に住む挿絵画家。
- 高田邦夫:井上順
- 修吉の息子で漫画家。智に恋心を抱く。
- 啓吾:荻島真一
- 幸(香の妹):里見奈保
- 横山:織本順吉
- 信子(香と幸の母):奈良岡朋子
- 緋多景子
- 吉巳:山本學
- 勇一郎:犬塚弘
- 柴田:村井国夫
- 民子:斎藤こず恵
- 横山道代
- 大鹿次代
- 理枝子:西川まさ子
- 横山吉和:三ツ木清隆
- 久枝:杉村春子
- 芳子:三崎千恵子
- 今井:千秋実
- 篠:山岡久乃(伸介の教え子で料理屋を営んでいる)
- 桃子:波乃久里子(篠の娘)
- (出典:[2])
主題歌
サブタイトル
- ある晴れた日に (1977年11月10日)
- 女心と秋の空 (11月17日)
- その人の過去 (11月24日)
- 北国の風景 (12月1日)
- 夜の中のあの顔 (12月8日)
- 不安な接近 (12月15日)
- 危険な善意 (12月22日)
- 年の瀬 (12月29日)
- 新規開店 (1978年1月5日)
- 初春の夜 (1月12日)
- 冬の朝の出来事 (1月19日)
- 重夫の嘘 (1月26日)
- ばあちゃん広島へ行く (2月2日)
- 妻の留守 (2月9日)
- 早春 (2月16日)
- 雨の一夜 (2月23日)
- 幸せと不幸せと (3月2日)
- あちら立てればこちらが立たず (3月9日)
- 春一番の知らせ (3月16日)
- 恋と家族と (3月23日)
- 交通事故 (3月30日)
- 抱かれた母娘 (4月6日)
- てんやわんや (4月13日)
- 春の突風 (4月20日)
- 疑惑 (4月27日)
- 春の終りに (5月4日)
- 発覚 (5月11日)
- 嵐の前の (5月18日)
- 智の結婚 (5月25日)
- 温泉宿でこんにちは (6月1日)
- 荒れ模様 (6月8日)
- お父さんの抵抗 (6月15日)
- ベッドの下で (6月22日)
- 千江の結婚 (6月29日)
- 暑い日 (7月6日)
- 夕立のあと (7月13日)
- ちぐはぐ家族 (7月20日)
- 小さな亀裂 (7月27日)
- 母さんのボーイフレンド (8月3日)
- 帰って来たヨッパライ (8月10日)
- 遠雷 (8月17日)
- 嵐の夜 (8月24日)
- 夏の終りに (8月31日)
- 嫁と姑 (9月7日)
- 母逝く (9月14日)
- 秋冷戦争 (9月21日)
- 過ぎ去った日 (9月28日)
- 旅立ちの季節 (10月5日)
- 秋空晴れて (10月12日)
- 幸せを見つけた (10月19日)
- 別れの朝 (10月26日)
- 家族のいる風景 (11月2日)
脚注
- ^ 1977年11月10日付 毎日新聞テレビ欄より。
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1977年11月11日号 p.62〜「特選テレビ劇場 家族」
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