宮古ラジオ中継局

宮古ラジオ中継局(みやこらじおちゅうけいきょく)は、岩手県宮古市に置かれているNHK盛岡放送局IBC岩手放送中波放送中継局の総称。

概要

  • 沿岸北部地域の南部にあり、宮古市とその周辺に電波を発射している。
  • IBC送信所周辺は、IBCから周辺の町内会に貸し出される形で、広場として住民に開放されている。なおIBC本社からの番組伝送は釜石テレビ・FM中継局からのマイクロ波を受信する形で行われている。

中継局概要

AMラジオ放送

周波数 放送局名 呼出符号 空中線
電力
放送対象地域 放送区域
内世帯数
中継局所在地 運用開始日
1026kHz NHK
盛岡第1
(なし) 100W 岩手県 約-世帯 宮古市藤原上町 1946年
3月11日[1]
1359kHz NHK
盛岡第2
全国 1954年
4月20日[1]
1557kHz IBC
岩手放送
JODN 岩手県 約16900世帯 宮古市山口4丁目 1961年
12月24日[2][1][3]
  • NHKの呼出符号は、第1放送がJOQT、第2放送がJOQUであったが、1958年3月に廃止された。なお、NHK第2放送に割り当てられた「JOQU」は、その後同じ岩手県を放送対象地域とするエフエム岩手に再付与された。
  • NHK第1放送は当中継局の電波が届きにくい山田町に「NHK山田ラジオ中継局(周波数1323kHz・出力1kw)」を置いている(第2放送は山田町内に中継局非設置)。

出典・脚注

  1. ^ a b c 『NHK年鑑'75』(日本放送協会、1975年)
  2. ^ 『民間放送三十年史』(日本民間放送連盟、1981年)
  3. ^ 市内千徳地区より1974年6月に現在地へ移転。(『開局50周年記念誌 IBC岩手放送小史』140ページ)

関連項目