室伏 信助(むろふし しんすけ、1932年7月3日[1] - 2021年9月30日)は、日本の国文学者。跡見学園女子大学名誉教授。
来歴
愛知県名古屋市生まれ[1]。1955年國學院大學文学部文学科卒業[1]。1960年國學院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学[1]。1965年跡見学園女子大学専任講師[1]、1971年同助教授[1]、1976年同教授[1]。1993年、跡見学園女子大学名誉教授[1]、東京女子大学文理学部教授[1]。1996年『王朝物語史の研究』で、國學院大学より文学博士の学位を取得[1]、角川源義賞を受賞[1]。2001年、東京女子大学定年退任。
著書
- 『王朝物語史の研究』角川書店 1995.6
- 『王朝日記物語論叢』笠間書院 2014.10
編纂
- 『いま『源氏物語』をどう読むか』おうふう 1995.6
- 『角川必携古語辞典』山田俊雄、吉川泰雄共編 角川書店 1997.11
- 『大島本源氏物語』全十巻 角田文衛共監修 角川書店 1996.5
- 『大島本源氏物語の研究』角田文衛共監修 角川書店 1997.4
- 『源氏物語必携事典』秋山虔共編 角川書店 1998.12
- 『角川全訳古語辞典』久保田淳共編 角川書店 2002.10
- 『伊勢物語の表現史』笠間書院 2004.10
- 『人物で読む源氏物語』勉誠出版 2005.10~2006.11(二期以降十五巻を監修)
- 『テーマで読む源氏物語論』全四巻今西祐一郎共監修 勉誠出版 2008.6~2010.5
- 『竹取物語本文集成』秋山虔共編 勉誠出版 2008.9
- 『原寸影印 紹巴本竹取物語』秋山虔共編 勉誠出版 2008.10
- 『源氏物語大辞典』秋山虔共編 角川学芸出版 2011.2
校注
- 柳井滋、大朝雄二、藤井貞和、鈴木日出男、今西祐一郎共校注
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k 「室伏信助教授略年譜・著作略目録」『東京女子大学日本文学』第95巻、東京女子大学学会日本文学部会、2001年3月、123-136頁。
参考文献
- 「著作目録」王朝日記物語論叢 笠間書院 2014.10